レビュー系のブロガーやyoutuberにとって商品の魅力を視覚的に伝えるのとても大事なポイント。
僕の場合、1つのレビュー記事に大体20枚ほどの写真を掲載するようにしています。
さまざまなアングルから物撮りをしていると、中には三脚を使わないといけないシーンも出てくるのですが、最近こんな悩みがありました。
タカヒロ
そこで今回導入したのがベルボンのドリーポッド(DP83S)という一脚です。
これを導入した結果、驚くほど物撮り快適になり撮影効率がぐっと上がりました。ブロガーやYoutuberにとてもおすすめの一脚なので、紹介したいと思います。
メーカー | ベルボン |
型式 | DP-83S |
全高 | 1610mm |
ポール伸縮長 | 870mm |
縮長 | 625mm |
ポール径/段数 | 36mm3段 |
開脚時の直径 | 700mm |
質量 | 3620g |
推奨積載質量 | 3kg |
雲台 | PH-g40V |
雲台取付ネジ | UNC1/4(細ネジ) |
タップできる目次
ベルボン ドリーポッド(DP83S)の外観
今回購入したドリーポッド。ベルボンから発売されているキャスター付きの一脚です。
少し前に人気YouTuberギュイーントクガワさんが紹介したことで一気にブレークし、長い間品薄状態が続いていた製品なのですが、狙い続けて半年、ようやく入手することができました。
パッケージを開封すると下記のように付属品がずらり。
- DP-83S本体
- 雲台(PH-g40V)
- キャスター(レンチ付き)
- 照明ライト用「ダボ式シュー」
- 説明書
さっそく説明書どおりに組み立ててみるとこんな感じ。
開脚時の直径は700mmとなっており、三脚に比べれば省スペースですが、そこそこ大きい印象です。
3Way雲台もついてきており、上下、左右、水平方向とそれぞれ独立する方向軸を個別に動かすことができるのが嬉しいところ。
ベルボン ドリーポッド(DP83S)の良いところ・メリット
ドリーポッドの外観を簡単にチェックしたあとは実際に使用してみて感じたメリットを紹介していきます。
高さ調整の手間が最小限になる
三脚で物撮りをする場合、高さ調整を行おうとすると3本の脚をそれぞれ調整しないといけないのが煩わしいポイントでした。
これがベルボン ドリーポッドならこの作業が一回で済みます。高さ調整のたびに発生する作業が1/3になると驚くほど撮影が快適になります。
これだけで本当に便利。もう最高です。
他のメーカーの一脚は脚があまり大きく広がらず、安定性に難があるものも多いですが、ドリーポッドはだいぶ広めく脚が広がるので、安定感も抜群です。
テーブルギリギリまで近づける
三脚で物撮りをする場合、足の部分が地面に向かって広がっていくのでテーブルギリギリまでカメラを近づけることができませんでした。
しかしドリーポッドならテーブルのギリギリまで近づくことが可能です。
この小回りが効く感じもさまざまなシーンで活躍してくれてとても便利。
動画撮影にも大活躍
ベルボン ドリーポッドはキャスターがついているので、動画を撮るときになめらかに横にスライドしていく映像を簡単に撮ることができます。
手軽に映像にバリエーションをつけることができるのはありがたいですね。
あとは三脚で撮影している場合、場所を移動しようと思ったら三脚を持ち上げる必要が出てくるのですが、ベルボン ドリーポッドなら押して移動できるのも楽でいいです。
キャスターの動きも非常になめらかなので使いやすいです。
ベルボン ドリーポッド(DP83S)のイマイチなところ・デメリット
ドリーポッドは本当に便利な商品で導入して大満足なのですが、イマイチなポイントも3点紹介します。
最低全高が少し高い
ベルボン ドリーポッドの最大高と最小高は以下のようになっています。
キャスターあり | キャスターなし | |
---|---|---|
最高全高 | 161cm | 151cm |
最低全高 | 72cm | 62cm |
最高全高が161cmあるのは非常にありがたいのですが、最低全高が62cmなのはちょっとイマイチ。
自宅にあるローテーブルに商品を水平なアングルで物撮りをする場合には高さが45センチぐらいだとベストなので、ドリーポッドの最低全高では高いんです。
ローテーブルで撮影するときだけ三脚を使うという方法でここは対処していこうと思います。
雲台はアルカスイス互換じゃない
シームレスにカメラを固定することができるため、三脚の雲台はアルカスイス互換に対応したものを選ぶようにしています。
残念ながらドリーポッドについてくる雲台はアルカスイス互換非対応なので、デフォルトのままでは扱いづらいです。
クイックリリースクランプを別途購入してアルカスイス互換のプレートを固定できるようにするのが良さそう。
コンパクトに折り畳めない
僕が普段物撮り時に使っているマンフロットのトラベル三脚は格納高が40cmと非常にコンパクトに折り畳む事ができました。
使用しない時は棚に収納しやすいかは結構大事なポイントだと思っています。
ドリーポッドは格納高が63cmとなっており、トラベル三脚に比べるとかなり大きくて場所を取ります。
僕の場合なんとか収納ラックに収めることができましたが、ドリーポッドを外に持ち運んで使いたいという場合や部屋が狭いから機材を出しっぱなしで生活するのは嫌という方は注意した方が良いかもしれません。
物撮りが捗るおすすめ撮影機材
僕のブログでは今回取り上げたドリーポッド以外にも物撮りを効率良く行う機材をいくつかレビューしているので、簡単に紹介したいと思います。
俯瞰撮影をする際に愛用しているVelbon クランプキットII + SLIKスライディングアーム2の組み合わせ。
デスクに固定すれば簡単に俯瞰撮影できる環境を作れるので大変便利です。
メインカメラのα7IIIのワイヤレスリモコン、SONY RMT-P1BT。
風景写真を撮りに行ったときの撮影環境を改善したくて買ったものですが、自分が商品を使っている姿を後ろから撮ったりする時にも大活躍。
テーブルフォトを撮る時に活躍している卓上三脚のLeofoto MT-03。
脚が折り畳めるようになっていて卓上三脚の割に最高全高が高いことや、写真のように足場が悪い場所でも水平を保てる点が使いやすい。
おすすめのカメラアクセサリーについて
デジクルでは今回紹介したアイテム以外にも撮影が快適になる便利なカメラアクセサリーを多数紹介しています。
下記の記事を見るときっと他にも気になるアイテムに出会えると思うので、是非チェックしてみて下さい!
ベルボン ドリーポッド(DP83S)レビューまとめ
ベルボンから発売されているキャスター付き一脚のドリーポッド(DP83S)は、ブツ撮りを効率良く行えるギミックが詰まった非常に素晴らしい撮影機材でした。
体感では三脚を使用していた頃よりも1.5倍ぐらい早く物撮りが終わるイメージで、これは本当に買ってよかったです。
写真メインの方、動画メインの方どちらにも非常におすすめの機材ですので、ぜひチェックしてみてください!
- 高さ調整の手間が最小限になる
- テーブルギリギリまで近づける
- 動画撮影にも大活躍
- 最低全高が少し高い
- 雲台はアルカスイス互換じゃない
- コンパクトに折り畳めない
メーカー | ベルボン |
型式 | DP-83S |
全高 | 1610mm |
ポール伸縮長 | 870mm |
縮長 | 625mm |
ポール径/段数 | 36mm3段 |
開脚時の直径 | 700mm |
質量 | 3620g |
推奨積載質量 | 3kg |
雲台 | PH-g40V |
雲台取付ネジ | UNC1/4(細ネジ) |