iPadにはWi-Fiモデルとセルラーモデルの2つの種類があります。
いざiPadを購入しようと思うと、どちらの種類を購入すれば良いの?と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
タカヒロ
iPadは値段も高いし、後悔しない買い物をするなら両者の違いをしっかり抑えておきたいところですね!
簡単にまとめると、両者の主な違いは下記のとおり。
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Wi-Fiモデル |
セルラーモデル |
データ通信方式 |
WiFiのみ |
WiFi + モバイル通信 |
GPS機能 |
✕ |
◯ |
テザリング機能 |
✕ |
◯ |
本体価格 |
安い |
高い |
本記事ではこれらの主な違いをさらに具体的に解説した上で、Wi-Fiモデルとセルラーモデルがそれぞれどんな方にオススメなのかまとめています。
きっとiPad選びが一歩前進する内容となっているので、ぜひチェックしてみてください!
この記事の著者
タカヒロ
ガジェットブロガー
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メディア掲載・受賞歴
iPad セルラーモデルとWiFiモデルの4つの違い

それではさっそくiPadのセルラーモデルとWiFiモデルの4つの違いを解説していきます。
データ通信方式
WiFiモデルとセルラーモデルの最大の違いはインターネットへの接続方法です。
Wi-Fiモデルは名前の通り、Wi−Fi環境があるところでしかインターネットに接続することができません。
それに対して、セルラーモデルのiPadは通信キャリアと契約してSIMカードを挿せば、スマホと同じようにどこでもインターネットに接続することが可能になります。
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WiFi |
モバイルデータ通信 |
WiFiモデル |
○ |
✕ |
セルラーモデル |
○ |
○ |
また、データ通信方法が異なることによって両者のデバイスには見た目にも差が出ています。
セルラーモデルにはモバイルデータ通信の電波を受け取るためのアンテナが背面上部に設置されており、ラインがはいっているのが特徴です。
WiFiモデルにはアンテナ自体がなく、すっきりとした見た目になっています。

GPS機能搭載
正確な位置情報を特定するGPS機能はセルラーモデルのみに搭載されています。
GPS機能があるとiPadをカーナビとして利用したり、ポケモンGO、ドラクエウォークといった位置情報を使うアプリを楽しむことが可能になります。
WiFiモデルでも接続されているWiFiや連携している自分のiPhoneから位置情報を取得できますが、GPS機能を搭載したセルラーモデルにと比較すると正確性や安定性が劣ります。
テザリング機能
iPadをWiFiの親機として利用するテザリング機能はセルラーモデルのみに搭載されています。
テザリング機能はバッテリーの消耗が早くなるため、バッテリー容量の小さいスマホでは使用できる時間が限られてしまうデメリットがあります。
しかしiPadはバッテリー容量も大きく、テザリングの親機として使用するに最適です。
端末料金
セルラーモデルは使い勝手がWi-Fiモデルよりも優れてる分、端末代金が高いというデメリットがあります。
以下は2022年4月現在販売されているiPadシリーズのWiFiモデルとセルラーモデルの最低購入価格をまとめた表です。
これを見るとWiFiモデルとセルラーモデルの端末代金はだいたい1万5,000円以上の料金差があることがわかります。
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iPad Pro 12.9インチ 128GB |
iPad Pro 11インチ 128GB |
iPad Air 64GB |
iPad 64GB |
iPad mini 64GB |
イメージ |
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Wi-Fiモデル |
税込み129,800円 |
税込み94,800円 |
税込み74,800円 |
税込み39,800円 |
税込み59,800円 |
セルラーモデル |
税込み147,800円 |
税込み112,800円 |
税込み92,800円 |
税込み56,800円 |
税込み77,800円 |
WiFiモデルのiPadがおすすめの人

WiFiモデルiPadのメリット
- 安価に購入することが可能
- 見た目がスッキリしている
WiFiモデルiPadのデメリット
- ネット接続できるのはWi-Fi環境下のみ
- GPS機能が搭載されていない
- テザリング機能が使えない
WiFiモデルのiPadは機能が限られている分、安価な価格で購入できるのが魅力の端末です。
ネット接続できるのはWi−Fi環境下のみというデメリットはスマホのテザリング機能を使用すれば補うことも可能なので、ライトユーザーの方なら困るシーンは少ないと思います。
これらを踏まえると、WiFiモデルiPadは下記のような方におすすめだといえます。
- 使用シーンはほぼ自宅やオフィスに限定されるという方
- 外でiPadを使用する際はスマホのテザリングで十分という方
- なるべく安くiPadを購入したい方
セルラーモデルのiPadがおすすめの人

セルラーモデルiPadのメリット
- どこでも気軽にネット接続ができる
- GPS機能があるので利用シーンが幅広い
- テザリング機能が使用できる
セルラーモデルiPadのデメリット
- 端末購入代金が高い
- 毎月ランニングコストが発生する
- 少し見た目がいまいち
セルラーモデルiPadは毎月の通信料が発生するかわりに幅広いシーンで活躍してくれるのが魅力の端末です。
下記のようにiPadを使い倒したいという方はセルラーモデルがおすすめです。
- 外出して使用する頻度が多い方(ビジネス用途)
- iPadをカーナビとして使いたい
- 位置情報を使用するアプリをiPadで楽しみたい
- 積極的にテザリングの親機として使用したい方
セルラーモデルなら楽天モバイルがおすすめ
セルラーモデルのiPadを利用する場合、通信キャリアに毎月通信量を支払わなければならないデメリットが出てきます。
外出して使用する機会が少なかった月も一定のコストが発生すると通信キャリアとの契約がしづらいなーと感じる方もいるのではないでしょうか?
そんな方におすすめしたいのが楽天モバイルです。
楽天モバイルは下記のように従量課金制の料金形態をとっており1GBまでなら無料で使用することが可能だからです。

楽天モバイルは下記のようなメリットもあるので、とても魅力的な通信キャリアです。
- 楽天市場でのポイントが+1倍
- 楽天ひかりの月額料金が一年間無料になる
他の通信キャリアと比べると、回線が安定して使用できるエリアが狭いのがデメリットとして挙げられますが、活動圏内が対応エリアになっている場合はぜひ契約を検討してみてください!
iPadの選び方について

iPadは現行5つの製品ラインナップがあります。
下記の記事では各iPadの特徴をまとめたうえで、それぞれどのような方におすすめかを紹介しています。
これからiPadの購入を検討している方はぜひチェックしてみてください!
iPad セルラーモデルとWiFiモデルの違いまとめ

本記事ではWiFiモデルとセルラーモデルのiPadの違いを解説してきました。
両者の違いをまとめると以下のようになります。
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Wi-Fiモデル |
セルラーモデル |
データ通信方式 |
WiFiのみ |
WiFi + モバイル通信 |
GPS機能 |
✕ |
○ |
テザリング機能 |
✕ |
○ |
本体価格 |
安い |
高い |
WiFiモデルのiPadは機能が限られますが、安価に購入できるのが魅力ですのでライト層のユーザーにおすすめです。
セルラーモデルのiPadはランニングコストが発生しますが、幅広いシーンで活躍できるのが魅力。
出先でも積極的にiPadを使用したいというヘビーユーザーの方におすすめのデバイスです。
ぜひ利用シーンをイメージしてどちらのデバイスがふさわしいか判断していただければと思います。