Appleストアで販売されているフラッグシップモデルのApple Watch 7と廉価版のApple Watch SE。
両者の大きな違いの一つが常時点灯の有無です。
初めてApple Watchを買う方や古い機種から乗り換えを検討する場合、常時点灯ありS7か常時点灯なしで安価なSEを選ぶかはとても悩ましいですよね。
そこで本記事では、Apple Watch歴3年の僕が常時点灯のメリット・デメリットを解説します。
これを読めば、Apple Watch7とSEどちらを買えばいいかの結論が出せると思うので、ぜひチェックしてみて下さい!
- 腕を持ち上げないでも画面を確認できる
- ファッションの一部として機能する
- 時計を見たときのエフェクトが心地よい
- 電池持ちが若干下がる
Apple watch ディスプレイ常時点灯のメリット
まずはApple Watchを常時点灯できるメリットを3つに分けて紹介します。
腕をあげなくても画面の確認ができる
常時点灯機能がないApple Watchの場合、しっかり腕を持ち上げ手首をひねる動作をしないと画面が点灯しません。
これが意外と不便に感じることが多くあります。例えば下記のようなシーン。
- 電車でつり革に手をかけた状態で時計を見たい
- 会議中に来た通知をこそっと確認したい
- 会話を楽しんでいる最中さっと時刻を確認したい
- 買い物袋をぶら下げていて手を動かせないけど時計が見たい
こんなシーンでも常時点灯搭載のApple Watchならさっと画面をチェックすることができます。
地味だけど手を持ち上げなくても画面が確認できるといろんなシーンで便利です!
タカヒロ
Apple Watch 6の常時点灯に慣れた後、かつて身につけていたApple Watch 4で外出してみると、手を持ち上げないと画面が明るくならないのがストレスに感じました。
ファッション性が高くなる
時計は時刻を確認する以外にもファッションアイテムとしても利用されますよね。
一日のうち自分で時計を見る機会よりも人に見られている数のほうが多いんじゃないかなと思います。
ファッション性という軸で常時点灯ありなしを比較すると下記のようなり、常時点灯の場合は大きなメリットとして考えることができます。
- 常時点灯あり → 常に画面が表示されるのでファッションの一部として機能
- 常時点灯なし → 基本画面が真っ暗なのでファッションの一部としてはいまいち
こちらは常時点灯しているApple Watch。文字盤が表示されているので、時計としてより自然な印象があります。
こちらは常時点灯非対応のスマートウォッチ。文字盤が点灯されていないので、常時点灯しているApple Watchに比べると寂しい印象がありますよね。
タカヒロ
時計を機能的な価値だけでなく、ファッションとしても楽しみたいなら、常時点灯がおすすめ!
時計を見たときのエフェクトが心地よい
常時点灯のApple Watchは常に画面が見えているとはいえ、通常は画面の輝度が下がり、控えめに点灯されている状態になります。
なので、手を持ち上げたときには輝度が低い状態から高い状態に切り替わるのですが、このときのエフェクトがなんとも心地よいです。
- 常時点灯あり → ふわっと明るく画面が切り替わる
- 常時点灯なし → 真っ暗な画面から一気に画面が明るくなる
映像で見てみると下記のような違いがあります。
タカヒロ
このエフェクトの心地よさは実際に見に付けて体感してみてほしいです!
Apple watch ディスプレイ常時点灯のデメリット
アップルウォッチのディスプレイ常時点灯は電池持ちが悪くなるのが唯一のデメリットです。
丸一日常時点灯オンで過ごした場合と常時点灯オフで過ごした場合を比べると、後者のほうが1.6倍も電池が長持ちしました。
- 検証端末:Apple Watch 7(GPSモデル) and Apple Watch 4(GPSモデル)
- 壁紙:インフォグラフ
- 朝6時に100%の状態からスタートし12:00まで2時間おきにバッテリー状態(%)を計測
常時点灯 オン | 常時点灯 オフ | |
---|---|---|
6:00 | 100% | 100% |
8:00 | 90% | 95% |
10:00 | 83% | 90% |
12:00 | 78% | 85% |
14:00 | 70% | 79% |
16:00 | 64% | 72% |
18:00 | 52% | 66% |
20:00 | 45% | 60% |
22:00 | 38% | 53% |
0:00 | 29% | 48% |
上記の表をグラフにするとこんな感じ▼
タカヒロ
常時点灯の場合でも一日持つだけのスタミナはありますし、気になるなら常時点灯をオフに設定変更することもできるので、そこまで大きなマイナスにはならないかなと思います。
Apple Watchの常時点灯をオフにする設定方法
Apple Watchの常時点灯はバッテリー消費が速くなってしまうというデメリットがあると紹介しました。
充電を忘れて外出してしまった場合などバッテリー消費を抑えたいといった場合は下記2種類の方法で常時点灯をOFFにすることが可能なので紹介しておきます。
- Apple Watch本体から設定を変える
- iPhoneから設定を変える
Apple Watch本体から常時点灯の設定を変える
アップルウォッチ本体から設定する場合は、Apple Watchのアプリを開き、下記3ステップを行います。
iPhoneから常時点灯の設定を変える
iPhoneから設定する場合は、Apple Watchのアプリを開き、下記3ステップを行います。
①画面の表示と明るさを選択

②常にオンをタップして進む

③常にオンをOFFに変更

Apple Watchの選び方について
Apple Watchを選ぶ際は今回紹介した常時点灯のありなし以外にも様々な比較検討項目があります。
- GPSとセルラーモデル何が違うの?
- サイズは40mm or 44mmどちらがいい?
下記の記事では初心者の方に向けてApple Watchの選び方を網羅的に解説しているので、こちらも合わせてお読み下さい。


中古のApple Watchを選ぶのもアリ
Apple Watchは毎年新モデルが出ていますが、基本的な処理性能は大きく変わらないので、求めることがはっきりしていれば型落ち品を購入しても問題ありません。
新品で購入することにこだわりがなければ中古のApple Watchを購入するという方法もおすすめです。
中古アイテムであれば、高くて手が出しづらいステンレスやチタニウム素材を使ったApple Watchも買いやすくなります。
下記の記事では歴代のApple Watchを比較した上で、狙い目の中古モデルを紹介しています。気になった方はぜひこちらもチェックしてください!

Apple Watchのできること
Apple Watchはやれることが非常に豊富なデバイスです。
購入する前にどんなシーンで活躍するかチェックしたい方はぜひ下記の記事を参考にしてみてください。

Apple Watchと一緒に買いたいアクセサリー・周辺機器
Apple Watchは身につけるシーンやその日の気分でベルトやケースを交換することができるのも魅力の一つ。
また、日々快適に利用するためには充電しやすい環境を作るのも必須です。
下記の記事では、Apple Watchを購入したら合わせて揃えたい周辺機器・アクセサリーを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

Apple Watch ディスプレイ常時点灯のメリット・デメリットまとめ
Apple Watch 7と4を所持している僕が常時点灯のメリット・デメリットを解説してきました。
今回紹介した内容を簡単にまとめると以下の通り。
- 腕を持ち上げないでも画面を確認できる
- ファッションの一部として機能する
- 時計を見たときのエフェクトが心地よい
- 電池持ちが若干下がる
デメリットとしてあげたポイントは常時点灯ありのモデルを買っても電池を節約したい場合に設定をオフにすれば問題なし。
手首をいちいちひねって確認すること煩わしさを感じないか、時計をファッションとして楽しみたいか、といったポイントを軸にどちらを選ぶか決めれば後悔しないと思います。
個人的には常時点灯のS7を使ったあとは、常時点灯なしモデルに戻るのちょっとしんどいなーと思ってしまうほどなので、予算が許せばS7をおすすめします。

