大切な貴重品の管理や紛失時の捜索に役立つスマートタグ。
各社から様々な形状のアイテムが発売されていますが、財布や社員証などの管理がしたいならカード型のアイテムがおすすめです。
ただ、カード型の紛失防止タグは取り扱っているメーカーが少なく、あまり選択肢がないのがネックでした。
そんな中ついに日本で高いシェアを誇るMAMORIOからカード型の紛失防止タグが登場しました！
Qi規格のワイヤレス充電に対応していて繰り返し使用することができるなど、とても完成度の高い商品でしたので紹介したいと思います。
本記事はメーカーに製品提供いただき、作成しています。
【2024年】紛失防止タグおすすめランキング！財布や鍵をGPSで管理しよう
タップできる目次
MAMORIO CARDとは
今回提供いただいたMAMORIO CARD。
様々なタイプの紛失防止タグを手がける株式会社マモリオが2021年4月に新たに発売したカード型の紛失防止タグです。
パッケージの中身はカード型の紛失防止タグ本体と説明書の2点。
こちらがカード型の紛失防止タグ本体。控えめなプリントとカード右下にボタン設置されているだけの非常にシンプルなデザインです。
財布にいれてもかさばらない極薄設計
MAMORIO CARDの厚みは1.7mmとなっています。実際に製品を触ってみるとびっくりするほど薄いです。
これだけスリムなので、財布の中に忍ばせておいてもまったくかさばらないのがとても好印象です。
Qi規格のワイヤレス充電に対応
MAMORIO CARDはQi規格のワイヤレス充電に対応しています。カードの左半分を充電器に重ねことで、充電が開始されます。
フル充電してからの連続稼働時間は半年ほどとそこそこにロングバッテリー。
充電中はランプが青（充電中）と緑（充電完了）に点灯するのでステータスが確認がしやすいのもグッドポイントです。
タカヒロ
カード型の紛失防止タグでQi規格のワイヤレス充電に対応している商品を触るのは今回が初めて。
スマホやワイヤレスイヤホンと同じような感覚で充電できるのはとても嬉しいポイント！
MAMORIO CARDの設定方法・ペアリング方法
MAMORIO CARDの特徴をチェックしたら、さっそくスマホで使えるように準備をしていきましょう。下記の3ステップで簡単に済ますことができます。
専用アプリをスマホにインストールしたら、アカウント登録。アプリを立ち上げ、メールアドレス、パスワードを入力し説明に従って進みます。
アカウント登録が完了したら、購入したMAMORIOをスマホに近づけて、タグとアプリを紐づける。
MAMORIOは複数のタグのアプリ内で一括管理することができるので、タグをつけたいアイテムの名前を登録しましょう。ここまでで、MAMORIOを使う準備が整いました！
MAMORIO CARDの使い方・できること
MAMORIOとスマホの連携が完了したら、さっそく使い方やできることをチェックしていきましょう。
- アプリからタグの位置を探す
- みんなで探す機能（捜索協力モード）
- カメラでタグの位置を探す
- タグから一定距離離れたらスマホに通知を送る
タグをアプリから探す
タグの位置を記録してくれる紛失防止タグのベーシックな機能。
スマホとタグのBluetooth接続が切れた時の場所を記録してくれるので、貴重品が手元にないと気づいたときに、どこで落としたのかあたりをつけることができるようになります。
常にリアルタイムのタグの位置が表示されるわけではなく、あくまで最後にタグと離れた場所が記録されるという点は注意しましょう。
みんなで探す機能（捜索協力モード）
リアルタイムにタグの位置を特定することが出来ない弱点を補完する「みんなで探す機能」。
これはモノを紛失したときに、他のMAMORIOユーザーがタグの近くを通れば、そのタイミングでタグの現在地を更新してアプリに通知してくれるというものです。
これによって、簡易的なGPS機能を実現することができ、落し物を発見できる可能性を高めることができます。
MAMORIOは国内のシェアが高い製品なので、割と頼りになる機能だと思います。
お忘れスマホ自動通知
スマホとタグが一定以上離れるとスマホやApple Watchなどにプッシュ通知を送ってくれる「お忘れスマホ自動通知」機能。
貴重品を置き忘れた時にすぐに気が付くことができる、とても頼りになる機能です。
タグとスマホがどれくらい離れたら通知を送るかの調整ができたり、指定したWi-Fi環境下では通知が来ないようにも設定ができるなど、細かい調整もできていて優秀です。
カメラで探す（AR）
AR技術を用いた画期的な機能である「カメラで探す」機能。
カメラをかざしてタグを落としてしまった周辺を散策すれば、タグの位置を視覚的に把握することができます。
MAMORIOには他の製品によくあるスマホとタグを相互にならす機能がありませんが、それをカバーするような便利な機能です。
カード型紛失防止タグ3種の比較
最後に過去にレビューしてきた人気のカード型の紛失防止タグ2種類とMAMORIO CARDの比較表をご紹介。
下記4点の理由からカード型の紛失防止タグならMAMORIO CARDが一番おすすめだと思います。
- 唯一ワイヤレス充電に対応している
- カードのスリムさも良好
- 公共交通機関との連携サービスがあるなど国産の強みがある
- ユーザー数が多く「みんなで探す機能」が有効活用できる可能性が高い
| MAMORIO CARD | Tile slim | FINDORBIT ORBIT CARD | |
|---|---|---|---|
| イメージ | |
 |
 |
| 電池交換 | ワイヤレス充電（Qi規格対応） | 不可（電池寿命：約3年） | USB充電 |
| 通信距離 | 最大 30 m | 最大 60 m | 最大 30 m |
| 防水機能 | × | 防水 (IPX7) | 防水 (IPX6) |
| サイズ (mm) | 85.5mm × 54mm | 85.5mm x 53.mm | 85.5mm x 53.9mm |
| 薄さ | 1.7mm | 2.7mm | 1.28mm |
| 重さ | 12.5g | 14g | 10g |
| 相互アラート | 〇 | 〇 | 〇 |
| 分離アラート | スマホに通知 | スマホに通知 | アラート音が鳴る |
| カメラシャッター操作 | × | × | 〇 |
MAMORIO CARD レビュー まとめ
MAMORIO CARDを実際に使用してみた感想を紹介してきました。
過去にカード型の紛失防止タグを２つ紹介してきていますが、ワイヤレス充電にはどちらも対応していなかったので、この製品の登場はとても革新的だなーと思いました。
一度充電すれば半年持つので充電の頻度は少ないですが、繰り返し使うなかで身近な充電方法を選べるのはありがたいです。
また、使い勝手に関しても過去にも紹介しているMAMORIO製品と同等で非常に良好。
財布や社員証に忍ばせておくカード型の紛失防止タグとしてはかなり高い完成度を誇っていると思います。
上記のようなアイテムの管理をしたい方にとてもおすすめできるよ商品ですので、気になった方はぜひチェックしてみてください！
