Apple製品との連携、健康管理など様々な用途で活躍するApple Watch。
他のスマートウォッチに比べてもできることが豊富なのが魅力ですが、値段が高いので欲しいけど手が出せないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのがApple Watchを中古で購入するという方法。
タカヒロ
Apple Watchは毎年新モデルが出ていますが、頻繁に使う基本機能はどのモデルでも使えるので、求めることがはっきりしていれば型落ち品を購入しても問題ありません!
ということで、本記事では歴代のApple Watchの違いを整理した上で、2022年の狙い目中古Apple Watchを紹介していきます。
記事後半では中古Apple Watchを買うのにおすすめのECサイトも紹介するので、ぜひ最後までお付き合いください!
- ファッション性重視ならApple Watch 5がおすすめ
- 価格重視ならApple Watch SEがおすすめ
歴代Apple Watchのできることの違い
初めに書いておくと、多くのユーザーが頻繁に使うであろう下記の基本機能はApple Watch 3以降の全モデルで使うことができます。
- 時刻の確認
- ストップウォッチ / タイマー
- タイマー
- iPhoneの通知を確認
- LINEのメッセージの確認・返信
- 電話応答する
- 再生している音楽・動画のコントロール
- Siriによる音声操作
- Apple Payの利用
- Apple Watchに登録したSuicaで改札を通過
- 心拍数の測定
- 活動量計機能(歩数・バイタル・スタンド時間など)
- Apple Watchで地図を確認
- iPhoneのカメラをリモート操作
- iPhoneの音を鳴らして探すことができる
- 文字盤のカスタマイズ
- Macのロックを解除
- iPhoneのロック解除
- 転倒時等の緊急連絡機能
- 睡眠アプリで睡眠時間を計測
なので、Apple Watchを選ぶ際には上記の基本機能以外の要素を比較することが大事です。
シリーズ3以降の歴代モデルで比較すべきポイントを整理すると以下のようになります。
シリーズ7 2021年10月発売 |
シリーズ6 2020年9月発売 |
SE 2020年9月発売 |
シリーズ5 2019年9月発売 |
シリーズ4 2018年9月発売 |
シリーズ3 2017年9月発売 |
|
---|---|---|---|---|---|---|
チップ(処理性能) | S6 SiP (S5より20%高速) |
S6 SiP (S5より20%高速) |
S5 SiP (S3より2倍高速) |
S5 SiP (S3より2倍高速) |
S4 SiP (S3より2倍高速) |
S3 SiP |
ディスプレイ常時表示 | ◯ | ◯ | × | ◯ | × | × |
血中酸素濃度測定 | ◯ | ◯ | × | × | × | × |
電気心拍センサー | ◯ | ◯ | × | ◯ | × | × |
充電スピード | ◎ | ◯ | △ | △ | △ | ◯ |
電子コンパス | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | × |
サイズ | 41mm or 45mm | 40mm or 44mm | 40mm or 44mm | 40mm or 44mm | 40mm or 44mm | 38m or 42mm |
素材 | アルミニウム,ステンレス,チタニウム | アルミニウム,ステンレス,チタニウム | アルミニウム | アルミニウム,ステンレス,チタニウム | アルミニウム,ステンレス | アルミニウム,ステンレス |
タカヒロ
ここからは各項目の詳細を解説していきます!
ディスプレイ常時点灯
Apple Watch 5から登場したRetinaディスプレイ常時点灯機能。
時計を見ていない間も画面に文字盤が表示されるようになることで、下記のようなメリット・デメリットがあります。
- ファッションの一部として機能する
- 腕を持ち上げないでも画面を確認できる
- 時計を見たときのエフェクトが心地よい
- 電池持ちが下がる(常時点灯OFFのほうが約1.5倍長持ち)
ディスプレイの常時点灯はどのApple Watchシリーズを選ぶか決める上で重要な要素です。
自分に常時点灯が必要かどうか決めきれない場合はこちらの記事もチェックしてみてください▼

血中酸素濃度測定
シリーズ6以降のApple Watchに搭載されている血中酸素濃度測定。
名前の通り、血中に取り込まれている酸素のレベルを計測できる機能で、この数字が高いほど、血液の流れが上手く行われていると判断できる。
新型コロナウィルスの重症化の目安にもなると注目されている機能ではありますが、日常利用することはあまりなさそうです。

電気心拍センサー
シリーズ5以降のApple Watchに搭載されている電気心拍センサー。
心拍数を記録し、数値に異常があると通知してお知らせしてくれる機能で、緊急時に医師の診断をサポートする健康記録としても活用することができます。
血中酸素濃度測定度と同じように日常利用することは少なく、お守りような存在の機能になってくるかなと思います。

充電速度
Apple Watchの充電時間は全モデル18時間となっています。
その上で充電完了までの時間が毎年徐々にアップデートされています。各モデルの充電時間をまとめると以下のようになります。
- シリーズ7:75分(100%)/45分間(80%)
- シリーズ6:1.5時間(100%)/1時間(80%)
- シリーズ5 & 4 & SE:2.5時間(100%)/1.5時間(80%)
- シリーズ3:2時間(100%)/1.5時間(80%)
電子コンパス
Apple Watch 4以降のモデルに搭載されている電子コンパス。
地図を見た際に自分がどの方角を向いているかパッと把握できると便利です。
旅行などに頻繁にいったり、営業職をしていて地図検索をする機会が多い方は電子コンパスを搭載したモデルがおすすめ。
サイズ
Apple Watchはシリーズを重ねるごとに大画面化&ベゼルレス化が進んでいます。
シリーズ3以降のモデルのサイズは下記の3タイプ。
- シリーズ7:45mm or 41mm
- シリーズ6、5、4、SE:42mm or 38mm
- シリーズ3:42mm or 38mm
素材
Apple watchの各モデルには下記の2種類があります。
- GPSモデル
- GPS + セルラーモデル
GPSモデルに使われる素材は全モデル共通でアルミニウムのみなのですが、GPS + セルラーモデルは各シリーズごとに選択できる素材が異なります。
シリーズ 7 | シリーズ 6 | SE | シリーズ 5 | シリーズ 4 | シリーズ 3 | |
---|---|---|---|---|---|---|
アルミニウム | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ステンレス | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ | ◯ |
チタニウム | ◯ | ◯ | × | ◯ | × | × |
素材の違いによる違いは以下の通り。
ステンレスやチタニウムはアルミニウムの倍近い価格帯ですが、高級感や傷がつきづらいといったメリットがあります。
アルミ | ステンレス | チタニウム | |
---|---|---|---|
価格 | 安い | やや高い | 高い |
重さ | 軽い | 重い | やや重い |
剛性 | △ | ◯ | ◯ |
見た目 | あまりツヤ感がない | 光沢があり高級感がある | ステンレスよりも落ち着いた光沢感 |
2022年の狙い目の中古アップルウォッチ
それではここからが2022年現在の狙い目中古Apple Watchを2モデル紹介していきます!
ファッション性重視ならApple Watch 5
一押しの中古Apple Watchのモデルは2019年に発売されたシリーズ5。
常時表示ディスプレイを搭載しており、日常使いするレベルならシリーズ7や6と比較しても遜色がありません。
シリーズ6以降のモデルの差は血中酸素濃度測定、高心拍数と低心拍数の通知など、より高度な健康管理を求める機能が多いです。
Apple Watchの持つ基本機能 + 常時点灯でより時計らしい振る舞いを求めるならApple Watch 5がおすすめだと思います。
Apple Watch 5のスペック | |
---|---|
常時表示ディスプレイ | ◯ |
血中酸素濃度測定 | × |
電気心拍センサー | ◯ |
充電スピード | △ |
電子コンパス | ◯ |
サイズ | 40mm or 44mm |
素材 | アルミニウム / ステンレス / チタニウム |
発売から2年が経過しており、中古価格も落ちてきているのも魅力的。
新品だと手が出しづらいステンレスやチタニウム素材のApple Watchも安価な価格で購入可能です。
健康管理重視ならApple Watch SE
狙い目の中古Apple Watchモデル2つ目は2020年に発売されたApple Watch SE。
上記で紹介したシリーズ5との相違点は下記の3点となっており、Apple Watchにファッション性を求めないなら、こちらのほうがおすすめ。
- 常時点灯ディスプレイ非搭載
- 電気心拍センサーのがない
- ケースの素材がアルミニウムのみ
Apple Watch SEのスペック | |
---|---|
常時表示ディスプレイ | × |
血中酸素濃度測定 | × |
電気心拍センサー | × |
充電スピード | △ |
電子コンパス | ◯ |
サイズ | 40mm or 44mm |
素材 | アルミニウム |
発売から一年が経ち、中古市場にも多くの商品が出回っているので、豊富な選択肢から選ぶことが可能です。
中古のApple Watchを購入するのにおすすめのECサイト
中古のApple Watchはメルカリやラクマなどでも購入可能です。しかし、個人から購入した場合下記のようなデメリットがあります。
- 動作チェックが十分されておらず、購入後に不具合が見つかる可能性
- 商品説明には記載されていなかったキズ見つかる可能性
中古のApple Watchを購入する場合は、動作チェックや傷の有無をしっかり確認して買取を行なっている業者の商品を選ぶのがおすすめです。
ということで、ここからは中古のApple Watchを購入するのにおすすめのECサイトを3つ紹介します。
おすすめECサイト①イオシス
中古のApple Watchを購入するのにおすすめのECサイト1つ目はイオシスです。
全国9ヶ所に店舗を運営している老舗買取業者で僕も頻繁に下記のような点がおすすめのポイント。
- 中古のApple Watchの数が豊富にある
- Amazon Payで購入可能
- 購入後の初期不良にもしっかり対応してくれる
付属品の有無や中古ランクもしっかり提示されているので、安心して中古のApple Watchを購入しましょう!
おすすめECサイト②リコレ
中古のApple Watchを購入するのにおすすめのECサイト2つ目はリコレです。
ビックカメラグループのソフマップが運営しているECサイトで下記のような点がおすすめです。
- 中古のApple Watchの数が豊富にある
- Amazon Payで購入可能
- 10日間の返品保証 / 1ヶ月初期不良サポートがある
イオシスと同様に付属品の有無や中古ランクもしっかり提示されていて安心して中古のApple Watchを購入しちゃいましょう!
おすすめECサイト③楽天市場
中古のApple Watchを購入するのにおすすめのECサイト3つ目は楽天市場です。
楽天市場には中古買取業者も出店しているので、意外かもしれませんが、中古Apple Watchを購入することができます。
出店しているショップごとに初期不良対応の内容などは異なりますし、中古ランクを比較しづらいなどのデメリットがありますが、下記のような点がおすすめのポイントです。
- 楽天に登録済みの決済情報で購入することができる
- 楽天ポイントが貯まる
楽天ユーザーの方であれば決済情報を新規で登録する必要もないので、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
Apple Watchの選び方
今回紹介したApple Watchでいまいちピンと来なかった方は現行ラインナップの中から最新のApple Watchの購入するのがおすすめです。
下記の記事を参考にするとApple Watchシリーズ7の良い点がわかると思うので、ぜひチェックしてください。


Apple Watchと一緒に買いたいアクセサリー・周辺機器
Apple Watchは身につけるシーンやその日の気分でベルトやケースを交換することができるのも魅力の一つです。
また、日々快適に利用するためには充電しやすい環境を作るのも必須。
下記の記事では、Apple Watchを購入したら合わせて揃えたい周辺機器・アクセサリーを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

【2022年】狙い目の中古Apple Watchまとめ
Apple Watchは普段使いするレベルの基本機能は全モデルで使うことが可能なので、用途がはっきりしていれば型落ちのモデルを購入しても全く問題ありません。
特にシリーズ6や7に搭載されている機能はあれば便利ではありますが、頻繁に使うものではないものがほとんどです。
なので、本記事の結論としては下記の2モデルを2022年現在の狙い目中古Apple Watchとしておすすめします。
- ファッション性を求めるなら・・・Apple Watch 5
- 健康管理ができれば十分と考えるなら・・・Apple Watch SE
ぜひ本記事を参考に素敵なApple Watchライフを過ごしていただければ幸いです!



