カメラを固定するために使用する三脚。
とても単純な役割ですが、そのおかげで表現できる写真の幅が広がり、面白い動画を作ることも可能になります。
今回は「三脚なんて重たいし、必要ないんじゃないの?」と考える方に向けて三脚の使い道や魅力を7つ紹介していたいと思います!
この記事を読んだら三脚不要派のあなたも三脚に興味を持てると思うので、ぜひチェックしてみてください。
タップできる目次
高画質な夜景を撮影する
まずは基本中の基本ですが、三脚を使うと高画質な夜景写真が撮れるようになります。
綺麗な写真を撮るには下記の3つを守ることが大事です。
- iso値をあげすぎない
- F値は8.0程度まで絞る
- 手ブレしていない
カメラを手持ちで夜景を撮る場合は手ブレを避けるためシャッタースピードをなるべく上げる必要が出てきます。そのためには、iso値をあげ、F値を開放していかなければなりません。
そうするとどんどん綺麗な写真を撮れる条件から離れていってしまい、「見た目よりも残念な写真になってしまった」なんてことになりがちです。
三脚を利用するとカメラを固定でき、シャッタースピードを気にする必要がなくなります。
するとしっかり綺麗な写真を撮る条件に沿ってシャッターを切れるので、とても美しい仕上がりの一枚を残すことができます。
長時間露光でダイナミックな車の光跡を撮影する
1つ目に取り上げたように三脚を使うとシャッタースピードを気にする必要がなくなり、長時間露光が可能になります。
道路などでカメラが通り過ぎるタイミングを見計らってシャッターを切れば、肉眼では見ることができないダイナミックな光跡を撮ることができます。
迫力満点の花火を撮影する
光跡といえば車がパッと思い浮かびますが、花火を撮るのもおすすめです。
打ち上がる瞬間から大きく花火が広がる瞬間までを撮れば手持ちでは撮影できない綺麗な写真を撮ることができます。
パノラマ写真を撮影する
展望台など高いところから目の前に広がる景色を一枚の写真に切り取りたいけど画角に収まりきらない!そんな時にも三脚は有効です。
カメラを固定して少しずつ角度をずらしなが数枚の写真を撮影。
それをlightroomやphotoshopなどのソフトで繋ぎ合わせれば迫力のあるパノラマ写真を作ることができます。
パノラマ写真撮影のコツを詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック▼
HDR撮影で見たままの景色を切り取る
写真を撮っていると、白飛びしてしまったり、黒つぶれしてしまい見たままの景色を撮影できないときってありますよね。
そんな時見たままの景色を切り取るには一番明るい部分に合わせた写真、一番暗い部分に合わせた写真、そしてその中間の写真をブラケット撮影して合成するのがおすすめです。
手持ちでブラケット撮影をするとカメラがぶれて綺麗にHDR合成ができないので、こんな時にも三脚が大活躍します。
星の軌跡を撮影する
三脚を置いて1〜2時間ほどインターバル撮影した写真を合成すれば、星の軌跡を撮ることもできます。手間がかかりますが、写真に仕上がった時の感動は大きいです。
星の軌跡を撮影する方法を詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック▼
タイムラプス映像を撮影する
三脚を使うと幅広い表現の写真が撮れるだけでなく、タイムラプスなど面白い動画を作ることもできます。
夕方から夜にかけて徐々に変化していく街並みなどをタイムラプス動画にすると、とても感動的な映像に仕上がります。
タイムラプスを撮影する方法を詳しく知りたい方はこちらの記事をチェック▼
三脚を使い始めるならトラベル三脚がおすすめ!
面白い写真が撮れるのはわかったけど、やっぱり重たい三脚の持ち運びは辛い!という方にはトラベル三脚やミニ三脚をを導入してみるのがおすすめです。
通常の三脚よりも軽量・コンパクトで持ち運びやすいので、気軽に三脚を持って出かけてみてはいかがでしょうか?
三脚の使い道まとめ
三脚の使い道を下記の7つ紹介しました。
- 高画質な夜景が撮影する
- ダイナミックな車の光跡が撮影する
- 迫力満点の花火を撮影する
- HDR撮影で見たままの景色を切り取る
- パノラマ写真を撮影する
- 星の軌跡を撮影する
- 感動的なタイムラプスを撮影する
三脚を使ってカメラを固定して撮影することで表現できる世界が沢山あることがかっていただけたでしょうか?
三脚不要派のあなたもぜひ三脚を使ってさらに素晴らしい写真を撮影していきましょう!