JR四国の電車に乗って、2泊3日で四国一周の一人旅に出てきました。
本記事では、旅のルートとプランについてまとめています。同じように電車で四国一周を考えている方には参考になる部分も多いと思うので、チェックしてみてください。
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四国一周電車旅のルートについて
さっそく今回の四国一周のルートを紹介。
今回の電車旅では、香川県に夜行バスでアクセスし、そこから愛媛県 → 高知県 → 徳島県と左回りに四国を一周しながら代表的な観光地を巡るルートを考えました。
当ブログでお馴染みのTriplineで、四国一周旅のルートを作成したのでこちらもチェックしてみてください▼
※四国は線路がぐるっと一周できるようにつながっていないため、電車だけで移動する場合は、綺麗に一周するのは難しいです。
四国一周の電車旅・旅行記ダイジェスト
それでは、ここからは各日にちに訪れた観光地を紹介していきます。
初日:香川県 → 愛媛県
旅の初日は名古屋から香川へ夜行バスでアクセス。東京など関東方面からアクセスする場合は「サンライズ瀬戸」を利用するのもおすすめ。
午前に香川、午後に愛媛を観光する1日です。
栗林公園
まず始めに訪れたのは、国の特別名勝に指定されている四国を代表する日本庭園「栗林公園」。
高松駅からアクセスしやすく、夏は5:30、冬でも7:00と朝早くから営業しているので、一番始めに観光するのがおすすめ。
非常に綺麗に整えられた日本庭園で見応え抜群です。
金刀比羅宮(こんぴらさん)
2箇所目はJR琴平駅に移動して、階段だらけの神社として有名な金刀比羅宮(こんぴらさん)へ。
1,368段もある階段を登って参拝するのは結構体力を使いますが、登りきったときの達成感はとても大きいです。旅の記念に御朱印を頂いたり、参道にあるグルメを楽しんだりことができる人気のスポットなので、ぜひ訪れましょう。
松山城
金刀比羅宮(こんぴらさん)を観光した後は、一気に愛媛県の松山駅まで移動。路面電車に乗り込んだら、松山城へ。
ロープウェイに乗って、お城の入口まで向かい、天守閣まで登れば松山市内を一望することができます。
道後温泉本館
2松山城の天守閣からの眺めを満喫したら、再び路面電車に乗って、道後温泉駅まで移動。
この日の一番の目的地である道後温泉本館で、初日の旅の疲れを癒やします。「千と千尋の神隠し」に出てくる油屋のモデルとも言われている歴史のある建物の存在感は圧巻でした。
道後やや
この日の宿泊は、道後温泉本館から徒歩5分ほどの場所にある「道後やや」。
蛇口からオレンジジュースが出たり、愛媛の特産品を活かした豪華な朝食バイキングを食べることができたりと、様々な工夫で宿泊客をもてなしてくれるおすすめホテルです。
2日目:愛媛県 → 高知県
2日目は、愛媛県から高知県へ移動。愛媛から高知は電車移動の場合、特急列車を活用しても移動時間が長くなってしまうので、観光の時間は少なめ。雄大な四万十川を車窓から眺めながら、電車旅を楽しむ1日。
伊予灘ものがたり
2日目の松山駅からスタート。普通に電車に乗るだけでじゃもったいないので、愛媛で人気の観光列車「伊予灘ものがたり」に乗車して松山駅から伊予大洲駅までまずは移動。
約2時間の電車旅の途中には、絶景駅として有名な下灘駅に立ち寄れたり、予讃線の面白い駅を見ることができてとても楽しかったです。
四万十川
伊予灘ものがたりで、伊予大洲駅に到着した後は、宇和島駅 → 窪川駅を経由して、高知駅までさらに3時間30分の電車移動。
道中の車窓からは日本三大清流の一つ、四万十川の雄大な景色や沈下橋を眺めることができ、移動時間はあっという間に終了!
SEA HOUSE
高知駅についたら、さらに電車を乗り継いで、海が見える絶景カフェ「SEA HOUSE」へ。
テレビで取り上げられているのを見かけて、高知にいったら訪れてみたいと思っていた絶景カフェです。
建物の半分以上が浮いている状態のとても変わった作りのカフェ。さらに店内はガラス張りになっていて、視界一面に海が広がる噂通りの絶景を楽しむことができました。
3日目:高知県 → 徳島県
3日目は高知駅から旅のラストになる徳島県へ移動。人気観光スポットを巡り、鳴門公園から出ている高速バスで新大阪へ移動、さらに新幹線で名古屋へ戻り、四国一周の旅は終了です。
かずら橋
3日目は高知駅から大歩危(おおぼけ)駅まで移動。ここから乗り合わせ型タクシーに乗ってかずら橋など祖谷の秘境を巡ります。
祖谷周辺の観光地は車じゃないと厳しいので、移動手段に思い切ってタクシーを利用するのがおすすめです。
鳴門海峡
祖谷の秘境を巡った後は、大歩危駅から鳴門駅まで移動。鳴門駅から15分ほど歩けば、徳島で一番の観光名所鳴門海峡に到着!
鳴門海峡の渦潮の見頃は1日2回の満潮と干潮時。鳴門海峡には4時頃に着くことができ、満潮の時刻に十分間に合います。見頃のタイミングは時期によって異なるので、事前に渦潮早見表を見てくのをおすすめします。
四国一周・電車旅の時刻表について
今回の旅では下記のようなルートを辿って、四国を一周しました。だいたいどれくらいの時間をかけて移動してるのか把握するための目安にしてください。
日程 | 出発 | 経由1 | 経由2 | 経由3 | 経由4 | 到着 | 備考・主な観光地 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
名古屋駅 | – | – | – | – | 高松駅 | ※夜行バスで高松駅に移動 | |
初日 | 高松駅 | 栗林公園北口 発:08:03 |
琴平駅 着 09:23 発 13:45 |
– | – | 松山駅 着16:16 |
栗林公園 金刀比羅宮 松山城 道後温泉 道後やや |
2日目 | 松山駅 発 8:26 |
伊予大洲駅 着 10:28 発 10:48 |
宇和島駅 着 11:31 発 11:36 |
窪川駅 着 13:42 発 14:02 |
– | 高知駅 着 15:04 |
伊予灘ものがたり 高知城 seahouse |
3日目 | 高知駅 発 08:01 |
大歩危駅 着 08:49 発 13:05 |
鳴門駅 着 15:37 発 15:38 |
高速鳴門 着 16:00 発 18:25 |
新大阪駅 21:00 23:49 |
名古屋駅 21:00 23:49 |
かずら橋 鳴門海峡 大塚美術館 ※鳴門駅から高速なるとまでは徒歩で15分 ※鳴門公園からバスで大阪まで移動 |
四国フリーきっぷを使ってお得に四国一周!
お得に電車旅をする代表的な方法といえば青春18きっぷが有名です。しかし、四国一周の電車旅で青春18きっぷを使うのはおすすめできません。
なぜなら、青春18きっぷを使い普通列車で移動を続けた場合、移動時間が長すぎて観光の時間をとることが殆どできないからです。
今回の旅では四国フリーきっぷ」という企画切符で電車旅をしました。
四国フリーきっぷとは
四国フリーきっぷは、JR四国から発売されている企画きっぷ。
1,6140円の四国フリーきっぷを購入すれば、3日間のあいだ、JR四国全線 (宇多津〜児島間含む)及び土佐くろしお鉄道(窪川〜若井間)を自由に乗り降りすることができます。
青春18きっぷとの大きな違いは普通列車だけでなく特急列車の自由席も乗り放題になるということ。
特急列車に乗ることができれば、効率良く移動し、観光する時間もバッチリ確保できます。
四国フリーきっぷの詳細は下記を参考にしてみてください▼
四国フリーきっぷを使うとどれぐらいお得なのか
1,6140円のきっぷを購入して四国を巡った場合、実際どれぐらいお得なのか気になる方も多いず。
一例になりますが、今回の旅を都度乗車賃を支払った場合と料金を比較してみると、約4,000円もお得に移動することができました!
乗車駅 | 降車駅 | 乗車券 + 特急券 |
---|---|---|
高松駅 | 栗林公園北口 | 210 |
栗林公園北口 | 琴平駅 | 950 |
琴平駅 | 松山駅 | 5,340 |
松山駅 | 高知駅 | 6,670 |
高知駅 | 大歩危駅 | 3,180 |
大歩危駅 | 鳴門駅 | 4,000 |
合計 | 20,350 |
四国一周の電車旅に出た感想
2泊3日で四国を一周しながら、代表的な観光地を巡るルートと、お得に電車旅をするための手段として四国フリーきっぷについて紹介しました。
四国は各県に魅力的な場所があり、2泊3日では少し時間が足らないかなーと感じましたが、効率よく回ろうと思えばなんとか周りきれるのではないかと思います。
四国一周を考えてる方はぜひ、今回の記事を参考に旅行の計画を立ててみてくださいね!
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