旅行の際にストレスなく持ち歩くことができる軽量でコンパクトな三脚が欲しくなったので、マンフロットの人気トラベル三脚「befree MKBFRC4-BH」を購入しました。
軽量でコンパクト・フルサイズ機にも使用可能な素晴らしいアイテムだったので、どんな経緯から「befree MKBFRC4-BH」を選んだのか、実際の使用感などを紹介していきたいと思います。
トラベル三脚の購入を検討している方はぜひチェックしてみてください!
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三脚選びで重視したこと
まず今回、僕が三脚選びの際に重視したことを簡単に触れておきたいと思います。重要視したのは下記2点。
- 軽量・コンパクトで持ち運びしやすい
- フルサイズ一眼レフカメラ+標準レンズ程度を載せても問題ない耐荷重がほしい
まず一番重視したのが携帯のしやすさ。旅行や車で撮影地に行けないときになるべく身軽に移動できるよう、軽くてコンパクトな三脚が欲しいと思いました。
軽量な三脚は耐荷重が低く作られているのが一般的です。ただフルサイズの一眼カメラや望遠レンズを載せても問題ないような耐荷重が必要だったので、最低でも4kgまで耐えられるものがほしいと考えました。
この軽くてコンパクトかつ、ある程度の重さも耐えられるという条件の中で選んだのがマンフロットの「befreシリーズ」三脚です。
manfrotto(マンフロット)とは
manfrotto(マンフロット)は、イタリア人フォトリポーター、リノ・マンフロット(Lino Manfrotto)氏によって創業されたイタリアの三脚メーカー。
一眼レフカメラ用の三脚を始め、雲台、カメラバックや撮影用LEDライトなど様々なカメラ機材、アクセサリーを展開しており、フォトグラファーの間では定番のメーカーです。
マンフロットの「befreeシリーズ」とは
マンフロットにはカメラの撮影シーン別に9つのシリーズの三脚があります。下記はその一覧になります。
- 055シリーズ
- 190シリーズ
- 290シリーズ
- befreeシリーズ
- COMPACTシリーズ
- Off roadシリーズ
- PIXI EVOシリーズ
- POCKETシリーズ
- PIXIシリーズ
マンフロット「befreシリーズ」のスペック比較
今回紹介するbefreシリーズの三は上記の中でも軽量かつコンパクトで携帯性に優れたトラベル用の三脚という位置付けのアイテム。
また、befreeシリーズには3つ種類があり、スペックを比較すると下記のようになります。
比較表 | befree カーボン (MKBFRA4-BH) |
befre アルミ (MKBFRC4-BH) |
befree one (MKBFR1A4B-BH) |
---|---|---|---|
イメージ | |||
重量 | 1.1kg | 1.4kg | 1.35kg |
素材 | カーボン | アルミ | アルミ |
格納高 | 40cm | 40cm | 32cm |
耐荷重 | 4kg | 4kg | 2.5kg |
befree oneは3製品のなかでもさらに一回りコンパクトな製品で、耐荷重が低いので候補からは却下。
残りの2つは基本的なスペックは同じですが、素材が異なっており重さに300gの差があります。
カーボン製の三脚はアルミ製よりも軽量で丈夫なのが特徴。ただし値段が高く、befreeの両製品にも1万円ほどの価格差があります。
300gの違いに1万円も多く払うべきか悩みましたが、アルミ製の方を買ったら後々後悔しそうだったので、最終的にカーボン製の「MKBFRC4-BH」を購入しました。
マンフロットのbefreeシリーズ「MKBFRC4-BH」レビュー
それでは、悩みに悩んで購入したトラベル用三脚、「MKBFRC4-BH」をレビューしていきたいと思います。
パッケージを開けるとかっこいい専用ケースの登場です。付属品としてキャリングケースが付いてくるのはありがたいですね。
ケースを開けて、三脚と付属品を取り出します。とてもコンパクトに収納されています。
付属品は下記の通り。
- 三脚本体
- クイックリリースプレート
- 六角レンチ
- 説明書
マウンテンバイクのようなスタイリッシュでかっこいいデザインが目を惹きます。
「MKBFRC4-BH」の組み立て方
さっそく組み立ててみます。まずは雲台側に折りたたまれた脚を180°回転させます。
次は脚を開いて自立できるようにします。
脚の付け根には、脚の限界開度を2段階に調整することができるシルバーのロックがついているので、状況に応じてロックの位置を変えます。
浅めにロックすると下の写真のように高さが出ます▼
深めにロックすると、ローアングルに対応可能▼
レバー式のロック機構
足のロック機構はレバー式になっており、4段階に長さを調整することが可能。
レバー式ロックを外すと、スーッと脚が伸びます。
すべてのレバーを外し、センターポールも一番高い状態まで上げたときの伸高は144cm。
雲台について
雲台のタイプは自由雲台。可動部がくるくる回るので、自由な位置にカメラをできます。
クイックリリースプレートの取り付け方
プレートへのシューの取り付けもとても簡単。
写真のようにプレートのレバーを引き、シューを溝に挟んで固定するだけです。
アルカスイスにも対応しているプレートなので使っても抜群です。
シューをあらかじめカメラの底につけておけば、簡単に三脚にカメラをセットすることができます。
携帯製に優れていて、組み立てもとても簡単ですね。
マンフロットのbefreeシリーズ「MKBFRC4-BH」を購入した感想
マンフロットの「MKBFRC4-BH」は軽量・コンパクトでありながら、フルサイズ機を載せることもできる素晴らしい三脚でした。
ちょっと値段は張りますが、アルミではなくカーボンを買って正解だったと思います。いろいろな場所に持ち運びやすい三脚をお探しの方はぜひ購入を検討してみてください!
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