僕はMacbook Proと24インチフルHDディスプレイという環境でブログ更新をおこなっています。
その中で不満に思っていることがありました。。
それは ディスプレイが狭くて作業効率が悪いということ。
タカヒロ
狭いモニターの中で画面を二つ並べて作業すると窮屈だなー。
それでより広々とした作業環境を手に入れるために、下記2つの手段を検討してみました。
- 27インチ4Kのディスプレイに買い換える
- 24インチフルHDディスプレイをもう一枚買い足す
しかし、最終的に購入したのは21:9型 曲面ウルトラワイドディスプレイ(LG 34WL75C-B)というアイテム。
あまり見慣れない形のモニターなのですが、これがかなり使い勝手が良くて本当に満足してます。
ということで、本記事では下記のような点をまとめました!
- 数ある選択肢から34インチ曲面ウルトラワイドディスプレイを選んだ理由
- LG 34WL75C-Bの特徴
- 曲面ウルトラワイドディスプレイが活きるシーン
LG 34WL75C-Bの製品紹介だけでなく、曲面ウルトラワイドディスプレイ自体の魅力もわかる内容になっています。
PCの買い替えを検討している方は、ぜひチェックしてみてください!
LG 34 WL750-Bのスペック | |
---|---|
メーカー | LG |
アスペクト比 | 21:9(シネスコサイズ) |
パネル | IPS |
応答速度 | 5ms(GtoG) |
輝度 | 300cd/㎡ |
モニターサイズ | 34インチ |
モニター形状 | フラット |
解像度 | UWQHD(3440×1440ドット) |
色域 | sRGBカバー率99% |
入力端子 | DP×1/HDMI×2 |
映像技術 | HDR10/AMD FreeSYNC/ブラックスタビライザー/ブルーライトカット機能 |
サイズ(モニターのみ) | 830mm×380mm×49mm |
サイズ(スタンド含む) | 830mm×429~549mm×252mm |
価格 | 約53,000円程度 |
タップできる目次
34インチ曲面ウルトラワイドディスプレイ導入の経緯
冒頭でも書いたとおり、今回は24インチモニターの作業範囲の狭さからくるストレスを解消するために新たなディスプレイ探しを始めました。
現状の自分のデスクの広さも加味して検討した手段は下記の3つ。
- 27インチ4Kモニターに買い替え
- 34インチUWQHD(ウルトラワイドディスプレイ)に買い替え
- 24インチフルHDモニターをもう一枚追加購入
これらの手段を比較した結果、34インチUWQHDのディスプレイを購入するのが最適という結論になりました。
それぞれどんな点を比較したか簡単にまとめていきます。
34インチUWQHDと27インチ4Kを比較
下記は主要なモニターの規格、解像度、dpiを比較した表になります。注目してほしいのはdpiの数値。
1インチに何個のドットがあるのかを表した数値。dpiが大きいほど高精細な映像を楽しめるが、ブラウザなどの文字が小さく見える
画面サイズ | 規格 | 解像度 | dpi |
---|---|---|---|
24 | フルHD | 1920 × 1080 | 92 |
34 | UWQHD | 3440 × 1440 | 110 |
27 | 4K | 3840 × 2160 | 163 |
43 | 4K | 3840 × 2160 | 102 |
48 | 4K | 3840 × 2160 | 92 |
Windowsは96dpi、macOSは72dpiを想定して作られていると言われており、これまで僕が使ってきた24インチフルHDだとほど良い大きさで文字をみることができていました。
27インチ4Kモニターはdpiの数値がかなり高いので、高精細で作業範囲は広がるけど、その代わり文字が小さくなりすぎてしまうということがわかります。
それに比べて34インチUWQHDは、dpiの数値が24インチフルHDの数値に近く、文字の見づらさも許容範囲に収まり、物理的にモニターが大きい分作業範囲を確保できます。
上記の比較の結果、34インチUWQHDの方が無理なく作業領域を広げることができる選択肢になる、という結論に至りました。
タカヒロ
4Kモニターで程よい大きさで文字を読もうとすると40以上がベストになりますが、大きすぎてデスクに置けないし、値段も高いので現実的じゃなかったなー。。
24インチフルHDモニター2枚と34インチUWQHDを比較
作業スペースを増やすだけなら、さらに24インチモニターを追加で購入する手もあります。
24インチフルHDモニターは割と安い値段で購入できるので、一番手軽にワークスペースを広げることができる手段になるのですが、下記のようなデメリットが。。
- ケーブルが増える
- モニターとモニターの境目に物理的な隔たりができる
- スタンドを置くことでデスクのフリースペースが少なくなる(もしくはモニターアームを別途購入必要)
デスクの上がごちゃつくのは許せないし、所有するものが増えるもイマイチです。
34インチUWQHDは値段が少し貼るものの、上記の欠点を全てクリアすることができます。ので、こちらの比較でも34インチUWQHDに軍配が上がりました。
ざっくりですが以上のような比較から、34インチUWQHDモニターの購入を決意しました。
タカヒロ
34インチUWQHDモニターの万能感すごい!
34インチUWQHDの中からLGの34WL75C-Bを選んだ理由
ここまでの内容でなんとなく34インチUWQHDを選んだ理由は分かってもらえたかなと思います。
同じ製品群の中からLGの34WL75C-Bを選んだ理由は、必要最低限仕様を網羅しているモニターの中で一番値段が安かったからです。
- IPS液晶搭載
- 曲面ディスプレイ
- HDMIポート2つ
34インチUWQHDには曲面タイプと平面タイプがありそれぞれの特徴をまとめるとこんな感じ。
タカヒロ
どちらにするか悩みましたが、画面端までの視線の移動が楽なほうが長時間の作業にはあっているだろうという理由で曲面タイプを選択しました。
LGの34WL75C-Bの外観
前置きが長くなりましたが、ここからが本編。今回購入したLGの曲面ウルトラワイドディスプレイ34WL75C-Bを紹介していきます。
さっそく開封。パッケージの中身はこんな感じです。モニターは上から見ると湾曲しているのがよくわかります。(モニターが自立するのがすごい)
- モニター本体
- ケーブル類(HDMIケーブル)
- スタンド
- スタンド
- 説明書
- 画面分割ソフト”OnScreen Control” インストールDVD-ROM
背面にある端子類はこんな感じ▼
- HDMI × 2
- DisplayPort × 1
- オーディオ出力端子
- 電源ケーブル入力端子
組み立てはとても簡単
組み立てはとても簡単。まずは台座と支柱を組み合わせます。
あとはモニターに固定するだけ。ドライバーなどは一切不要なので、簡単に組み立てが可能です。
スタンドは12センチの範囲で高さをすることが可能です。


VESA規格対応なのでモニターアームの設置も問題なし
LG 34WL75C-BはVESAマウントに対応しているので、モニターアームに取り付けるのも問題なし。
机の上をすっきりさせたい派の僕はAmazonのシングルモニターアームを使用しているので、こんな感じで固定しました。
amazonベーシックモニターアームの耐荷重10kgに対して、LG 34WL75C-Bの重さ6kgなので、問題なく支えてくれます。
24インチディスプレイを使っていた時と34インチウルトラワイドディスプレイに置き換えた後のテーブルのイメージはこんな感じ。
ウルトラワイドディスプレイのサイズは83cm × 38cmなのでなかなかの迫力があります。


タカヒロ
大きなデスクに負けない存在感のあるディスプレイ、かっこいい!
LG曲面ウルトラワイドディスプレイで作業した感想
ここからは曲面ウルトラワイドディスプレイで様々な作業をしてみて気づいたことなどを紹介。
前半3つは曲面ウルトラワイドディスプレイ全般に言えることで、後半2つは今回の製品に限ったデメリットという感じです。
広々使えるデュアルディスプレイ環境
34インチウルトラワイドディスプレイは2つのウィンドウを並べて作業するのが本当に快適。
2つのウィンドウを並べてもどちらもスペースに余裕があり、無理やり並べている感じは全くありません。
画面が湾曲しているため、画面端までの視線の移動も楽で長時間作業も問題なしです。
作業スペースの狭さからくるストレスは完全に解消されました。
横スクロール必須のソフトで真価を発揮
動画編集ソフトやエクセルなど横軸に多くの情報が並ぶソフトを使用する際はさらに便利。
贅沢に全画面表示してしまえば、スクロールしなくても多くの情報を俯瞰してみることができるようになります。
デュアルディスプレイ環境でも一つのアプリを2枚のディスプレイをまたいで表示させることは可能です。
しかし、物理的にモニターが分かれているため、中央のベゼルが邪魔で見づらいし、ウルトラワイドディスプレイの見易さにはかないません。
映画鑑賞に最適
テレビなどの映像は画面が16:9で作られているのが一般的ですが、映画は21:9の画面比(シネスコサイズ)で作るのが主流です。
通常のモニターは16:9の比率なので、youtubeやprimeビデオなどで映画を見ると、上下に黒い帯が出てしまいます。
しかし、ウルトラワイドディスプレイはシネスコサイズと同じ画像比なので全画面表示したときに、黒い帯などが出ず迫力のある映像を楽しむことが可能です。
さらに曲面ディスプレイは、映像に包み込まれるような臨場感たっぷりの映像体験ができます。
スピーカーは非搭載
LG 34WL85C-Bはスピーカーを内蔵していないので、デスクトップPCの場合は音を出すには有線イヤホンや外付けスピーカーが必要です。
ノートPCの外付けモニターとして使う場合はノートPC内蔵スピーカーから音を出せばOKです。
今回購入した上位機種は製品の上位機種はスピーカーを搭載していますが、値段が3万円ほど高くなるので、差額で質のいい外付けスピーカーを購入するのがおすすめです。
リフレッシュレートはイマイチ
LG 34WL85C-Bのリフレッシュレートは50Hz / 30Hzのどちらかを選択する仕様になっているのですが、これはどちらもイマイチな数字です。
1秒間にディスプレイが何回書き換わるのかを示す数値で、この数字が高いほど画面が滑らかに動いているように見える
多くのモニターに採用されているリフレッシュレートは60Hzで、ハイエンドなものだと144Hzなどの商品がる
ただ、自分自身がPC使って作業する内容はこうリフレッシュレートが必要なものではないので、妥協点だと思っています。
LG曲面ウルトラワイドディスプレイ レビューまとめ
LGの曲面ウルトラワイドディスプレイを購入するに至った経緯や実際に使ってみて気づいた事などをまとめてきました。
21:9のディスプレイは値段がちょっと高いものの、生産性の向上に大きく貢献してくれており、大満足です。
もう今後はディスプレイ環境で悩むことはなさそう。
下記のような条件に当てはまる方は買って損なしのディスプレイだと思います!
- より広い作業スペースが欲しい
- デュアルディスプレイ環境をスッキリさせたい
- 大画面で動画視聴を楽しみたい







はじめまして〜!
34WL75C-Bと同じアームを使っているのですが、ブログのお写真のように机とディスプレイの隙間が10cmぐらいで、それ以上モニターを上げてもモニターが下がってきてしまうのですが、ネジの調整が必要とかでしょうか?
お問い合わせありがとうございます!
そうですね、モニターが下がってくる場合はネジを調整する必要があります。
アームを購入した際に、ねじ調整につかう六角レンチのようなものがついてきていたと思いますが、見覚えありますかね?
ご返信ありがとうございます!改めて説明書を読んでみたら、いくつかネジを調整する箇所が記載されていたので試してみましたところ問題解決しました!
本当助かりました。ありがとうございます!感謝です!ブログ定期的に拝見し色々と参考にさせていただいております。ありがとうございます!
問題が解決したようで何よりです!
ブログも定期的に見ていただいているとのことで、とても嬉しいです。
今後もぜひぜひ、よろしくお願いします!