こんにちは!ガジェットブロガーのタカヒロ(@takahiro_mono)です。
私は普段iPhoneとAndroid機を2台持ちして生活しており、Android端末にGalaxy S10を使用しているのですが、このたび後継機であるGalaxy S20を購入しました。
実際にGalaxy S20を購入してみて使用した感想は、「Galaxy S10の不満に感じていた部分が解消され、さらに使いやすさに磨きがかかった。」という感じ。
そこで今回はGalaxyS10のユーザー目線でのGalaxy S20の実機レビューをしてみたいと思います。Galaxy S10からの乗り換えを検討している方も、その他の機種か購入を検討している人はぜひチェックしてみてください!
Galaxy S20 | Galaxy S10 | |
---|---|---|
CPU | Snapdragon 865 | Snapdragon 855 |
RAM / ROM | 12GB / 128GB | 8GB / 128GB |
ディスプレイ | 約6.2インチ(3,200×1,440) QHD+ 有機ELディスプレイ |
約6.1インチ(3,040×1,440) QHD+ 有機ELディスプレイ |
リフレッシュレート | 120Hz / 60Hz | 60Hz |
電池容量 | 4,000mAh | 3,400mAh |
高さ×幅×厚さ | 約152 x 69 x 7.9(mm) | 約150 x 70.4 x 7.8(mm) |
重量 | 約163g | 約158g |
外側カメラ | 約6,400万画素(望遠) 約1,200万画素(広角 / 超広角) |
約1,600万画素(望遠) 約1,200万画素(広角 / 超広角) |
内側カメラ | 約1,000万画素 | 約1,000万画素 |
- リフレッシュレート120hzでより画面の動きが滑らかになった
- カメラレンズの位置が変わり、間違って触ってしまうことが減った
- スリム・軽量で長時間持っていても疲れにくい
- 重たいゲームもサクサク動く最高性能のCPUを搭載
- 高性能カメラで写真も動画もばっちり
- ディスプレイ指紋認証の精度はよくなっているけど、改善の余地あり
- 電池持ちはイマイチ
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Galaxy S20の外観・デザイン
今回紹介する2020年に発売されたサムスンのフラッグシップスマホ「Galaxy S20」。
国内ではドコモとauで取り扱いがありますが、今回はイオシスで海外SIMフリー版を購入しました。
さっそくパッケージを開封するとGalaxyらしい高級感のあるスマホの登場。
カラーバリエーションは3色あって、今回はクラウドブルーを選択。淡いブルーと反射する角度によって若干色合いが違ってみえる感じがとてもかっこいいです。
- コスミックグレー
- クラウドホワイト
- クラウドブルー
付属品はこんな感じ。スマホを買うときに毎回自分で購入しなければならない保護フィルムやクリアケースが付いてくるのは嬉しいところ。
- 画面保護フィルム
- SIM取り出し用ピン
- AKGマイク付きイヤホン
- USB CtoCケーブル
- クリアケース
さっと中身や付属品をチェックしたらさらに細かく仕様をチェックしていきましょう。
まずはパンチホールの位置。Galaxy S10ではディスプレイ右上に配置されていたパンチホールが、上部中央にレイアウトが変更されました。穴はより小さく目立たなくなっています。
エッジスクリーンの角度が緩やかになりました。Galaxy S10はエッジススクリーンのカーブ部分に触れてしまい誤操作が起きやすかったのがこれで解消されました。
背面のカメラはGalaxyS10では中央に並んでいたものが、左に寄るレイアウトに変更されました。
中央寄せのレイアウトだとレンズをしょっちゅう触ってしまっていたのですが、それが改善されました。
端末の右サイドには音量調節ボタンと電源ボタン。
左側にはボタンがなくなりました。Galaxy S9~10にあったbixtyボタンが廃止されたことでスッキリしましたね。
Galaxyのフラグシップモデルに搭載されている「Bixby Home」というアプリを立ち上げるための専用ボタン。
端末の上部にはマイクとSIMカードトレイ。
そして下部にはマイク / USB Type-C接続端子 / スピーカーが並んでいます。GalaxyS10には有線イヤホンジャッグがありましたが、今回で廃止となっています。
完全ワイヤレスイヤホン派の僕にとっては無駄なものがなくなってすっきりしてよかったなーという印象。
タカヒロ
Galaxyスマホらしい高級感のあるデザイン、クラウドブルーの外観はとてもかっこよいです。操作ボタン類は不要なパーツがなくなったり、配置も見直されたことで、使いやすさが増しました。
Galaxy S20の持ちやすさについて
Galaxy S20はS10と比べると、横幅が短かくなり、縦に長くなりました。それによって手の小さい方でも持ちやすいサイズ感になっています。
Galaxy S20 | Galaxy S10 | |
---|---|---|
高さ × 幅 × 厚さ | 約152 x 69 x 7.9(mm) | 約150 x 70.4 x 7.8(mm) |
重量 | 約163g | 約158g |
数mmの差ではあるんですが、実際に両方のスマホを持ってみるとその差は割と大きく、GalaxyS20の方が持ちやすいです。
2020年のGalaxyS20発売時の各メーカーのハイエンドスマホとくらべても、機体のスリムさや軽さはGalaxyが一歩リードしています。
画面 | 大きさ(mm) | 重さ | |
---|---|---|---|
Galaxy S20 | 6.1インチ | 152 x 69 x 7.9 | 163g |
iPhone 11 | 6.1インチ | 150.9 × 75.7 × 8.3 | 194g |
AQUOS R5G | 6.5インチ | 162 × 75 ×8.9 | 189g |
Google Pixel 4 | 5.7インチ | 147.1 × 68.8 × 8.2 | 162g |
タカヒロ
Galaxyシリーズは持ちやすさに定評がありますが、そこにさらに磨きがかかったのはとても評価できるポイントだなと思いました!
Galaxy S20のリフレッシュレートは120hzに向上
1秒間にディスプレイがどのくらい書き換わったかを示す数値であるリフレッシュレートはGalaxy S20とS10で下記のように変化しています。
Galaxy S20 | Galaxy S10 |
---|---|
120Hz / 60Hz | 60Hz |
これによって画面をスクロールしたり、操作するたびに画面がぬるぬる動く感じを味わえて、すごく触り心地が良くなりました。この感覚に慣れるともうリフレッシュレート60Hzのスマホには戻れないです。
ただし、リフレッシュレートは120hzだと電池の減りが早く鳴るデメリットもあるので、不要な方は設定から60hzに変更しておきましょう。
タカヒロ
画面操作時のぬるぬる感は感動レベルなので、ぜひ家電量販店などに展示されている端末で味わってみてください!
Galaxy S20のディスプレイ指紋認証の精度について
Galaxy S20とS10はどちらも生体認証に顔認証とディスプレイ指紋認証の2つが搭載されています。
2通りのやり方で画面ロックを解除できるのは素晴らしいのですが、S10はディスプレイ指紋認証の精度はイマイチでよく認証に失敗することがあり、煩わしさを感じることが多々ありました。
この点についてはGalaxy S20になって改善され、感覚値にはなりますが認証に引っかかる回数は少なくなったと感じます。とはいえ認証の精度はまだまだ改善の余地があるかなーといった印象。
タカヒロ
画面ロックは1日のうちに何度も解除するので、生体認証の精度があがったのは嬉しいです!
Galaxy S20のパフォーマンス性能について
Galaxy S20のパフォーマンス性能はS10から下記のように進化しています。
Galaxy S20 | Galaxy S10 | |
---|---|---|
CPU | Snapdragon 865 | Snapdragon 855 |
RAM / ROM | 12GB / 128GB | 8GB / 128GB |
PCUは2020年に発売されたハイエンドスマホの多くが採用しているオクタコアの「Snapdragon 865」を搭載しており、「Snapdragon 855」から処理能力が約20%あがっています。
メモリは大容量の12GBなので、ゲームアプリをプレイしながら、複数のアプリを立ち上げても余裕に処理してくれるハイスペックな処理性能を持っています。
タカヒロ
パフォーマンス性能は2020年発売機種の中でも最高レベルの性能!荒野行動などの負荷のかかるゲームのサクサクプレイ可能です。
Galaxy S20のカメラ性能
GalaxyシリーズはS10からトリプルレンズ(広角 / 超広角 / 望遠 )を搭載しており、様々な画角を手軽に楽しめるようになっています。
もちろんS20もトリプルカメラを搭載しており、それぞれのレンズので下記のような画角の写真や動画撮影を楽しむことができます。
作例
Galaxy S20で撮影した作例をいくつか紹介します。
タカヒロ
Galaxy S20のカメラ性能は他にも詳しく紹介していきたいので、別記事でじっくり紹介していきたいと思います!
Galaxy S20のバッテリー持ち、電池容量について
Galaxy S20のバッテリー容量はS10から600mAh増えており、4,000mAhとなっています。同インチのスマホと比べてもかなりの大容量です。
こうなってくると電池持ちは期待したいところですが、実際に使用してみた感想としては、ちょっと減りが早い印象。
特に、ディスプレイのリフレッシュレートを120にすると減りの速さが加速する感じがします。
休日の昼12時に電池を満タンにして普段通りにGalaxy S10を触ってみたのですが、半日後には充電が26%まで減っていました。
各アプリの使用時間を記録できるアプリでさらに使用状況を詳しく紹介▼
総使用時間は4時間32分で主に動画視聴、SNSチェック、ブラウザ視聴などをおこないました。
タカヒロ
高性能のCPUを積んでいるため、バッテリー消費は早いようです。サクサク処理が走るのとはトレードオフですね。普段なら一日持つとは思いますが、旅行などではモバイルバッテリーが必須です。
Galaxy S20 レビューまとめ
Galaxy S10ユーザーの視点から後継機種であるGalaxy S20の良い点・いまいちな点を紹介してきました。
目玉となるような変更はありませんが、無駄なものや使いにくいものが最適化され、さらに一つ一つの機能がパワーアップしたことで、より使いやすくなったというのが、実際に触ってみた感想です。
電池の持ち以外にあまりいまいちだと思う点が見つけられなかったですし、他のスマホと比べても総合点は高いスマホだと思うので、機種の乗り換え先としておすすめです!