前回投稿した下記の記事▼

今回は大井川鉄道の日帰り旅行後編ということで、奥大井湖上駅への訪問とSL列車に乗車した様子を紹介したいと思います。
タップできる目次
奥大井湖上駅へ
10:00、夢の吊橋の観光を終え、再びバスに乗り込んだら奥泉駅前のバス停まで移動。
所要時間は35分。
奥泉駅前のバス停で下車した後は、奥泉駅へ移動し、奥大井湖上駅へ向かう電車を待ちます。
歴史を感じさせる古い駅舎の雰囲気を味わっていると、10:49の「南アルプスあぷとライン」下りの列車が到着。乗車して二つ目の目的地、奥大井湖上駅へ。
千頭駅から井川駅をつなぐ「南アルプスあぷとライン」は、もともと水力発電所建設の資材運搬用トロッコとして建設された路線。
山あいを縫うように線路がひかれており、車窓からは絶景を眺めることができます。
進行方向から見て右側の車窓に絶景が広がるので、右側の座席に座るのがおすすめ。
アプト式鉄道と巨大ダムを楽しむ
アプトいちしろ駅と長島ダム駅の間は、日本一急勾配な区間。アプトいちしろ駅に着くと坂を登るためアプト式機関車を連結します。
連結作業のため、約4分間車両が停止しますので興味がある方はカメラを持って車両を降りてみましょう。
アプト式機関車の連結作業の様子▼
アプト式機関車には「ラックホイールピニオン」という坂道専用の歯車が付いていて、線路の真ん中に敷設された「ラックレール」という歯形レールを噛み合わせて急勾配な坂道を上り下りします。
連結作業を終え再び走り出すと、巨大な長島ダムを車窓から眺めることができます。あまりの迫力に圧倒されます。
その後もエメラルドグルーンの湖に広がる絶景を満喫しながら列車は進みます。
湖上に浮かぶ秘境駅・奥大井湖上駅
11:23、いよいよ秘境駅「奥大井湖上駅」に到着。ホームには二人がけのベンチと「ハッピー・ハッピー・ベル」と呼ばれる幸せを呼ぶ鐘があります。
また、奥大井湖上駅は「中部の駅100選」にも2001年に選出されています。
奥大井湖上駅を挟んですらっと伸びるのは、レインボーブリッジと名付けられた鉄橋。
橋から湖底までの高さは70mもあるそうです。
鉄橋の横には遊歩道があり、絶景を眺めることができるビューポイントへ移動します。
角度のきつい階段を登っていかないといけないので結構しんどいです。
絶景ビューポイント・レインボーブリッジ展望台
遊歩道を歩きはじめてから約20分、ようやく絶景の撮影ポイントのレインボーブリッジ展望台に到着!
展望台からの眺めはこんな感じ▼
さっき降りたばかりの駅がとても遠くに見えます。
ちなみにココからの眺めはボスのCM「プレミアム鉄道編」にも登場しています▼
大井川鉄道のSL列車に乗車
12:11、奥大井湖上駅の絶景を満喫したら千頭駅へ戻る列車に乗車します。
約一時間ほど電車に揺られ、千頭駅に到着したら、事前に予約していたSLの急行券を購入。その後は、駅舎内にある喫茶店でSLの発車時刻まで休憩。
14:20、ホームを見てみるとすでにSL列車が入線。
ちょっと早めに改札を通ってホームへ向かいます。初めて見る本物の蒸気機関車に感動。
発車時刻が迫ってくると煙突から煙が出始めます。
客車内は昭和にタイムスリップしたような雰囲気。
14:40、汽笛を鳴らしながらSL列車が動き出します。
4月中旬、少し桜が残っているのどかな風景を眺めながら、新金谷駅に戻りました。
日帰りで大井川鉄道沿線を観光した感想
日帰りで夢の吊り橋、奥大井湖上駅の絶景を味わい、SLにも乗ることができてとても充実した1日でした。
ブログを書き始めてから様々な場所に旅に出かけてきましたが、今回の日帰り旅行はかなり満足度が高かったです。
気になった方は是非一度足を運んで絶景を味わって見てください!
今回の日帰り旅行の内容を詳しく知りたい方はコチラの記事もチェック▼



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