iOS14の登場で大幅に自由度を増したiPhoneのホーム画面。
ウィジェットをホーム画面に追加できるようになったり、アプリを自動で整頓する「Appライブラリ」が搭載されたりと、より魅力的なOSに進化しています。
最近、iPhoneの中身を整理することに凝っていたこともあり、ホーム画面のカスタマイズをしてみたんですが、これがめっちゃ便利…!
タカヒロ
今までのiPhoneホーム画面からおしゃれさも使い勝手もぐっとアップし、デジタルライフが快適になりました!
ということで、本記事ではカスタマイズしたホーム画面をお見せし、カスタマイズするための設定方法をまとめてみました。
iOS14、15、16のiPhoneをお持ちであれば誰でもできる内容ので、ぜひ本記事を読んでホーム画面のおしゃれカスタマイズにチャレンジしてみて下さい!
カスタマイズしたiPhoneホーム画面紹介
僕はiPhoneにはSNSやゲーム、動画視聴関連のアプリは入れないようにしています。
いろんなアプリを詰め込んでしまうと一日に何時間もダラダラとスマホを見続けてしまうためです。
中毒性があると判断したアプリは全てipad miniへ移動し、iPhoneには外出時に必要なアプリや手元にあると便利なツール系アプリだけを厳選しています。

こういった背景をベースに下記のコンセプトでiPhoneのホーム画面をカスタマイズしてみることにしました。
iPhoneのホーム画面をカスタマイズしてみました!
— タカヒロ / ガジェットブロガー (@takahiro_mono) August 15, 2021
・アイコンはモノトーンで統一
・一軍アプリを4グループに分けて配置
・中央のウィジットに確認系アプリを重ねて配置
・ツール系アプリをサイドウィジットに配置
見た目も使い勝手もアップデートできて大満足😊#ホーム画面#ios14homescreen pic.twitter.com/aEBVHcQafo
タカヒロ
ここからはもう少し詳細にホーム画面の構成を紹介していきます!
アプリを4グループに分けて配置
まず利用頻度の高いアプリは用途別に4つのグループに分け配置しています。
AZ-ICONの「minimal-icon Light&Dark」を活用して、カテゴライズをわかりやすくしているのがポイント。

- 連絡系アプリ・・・メール、LINE、メッセージ、電話
- カメラ・データ系アプリ・・・ Camera,写真、Dropbox、Pocket
- 外出系アプリ・・・乗換案内、マップ、セサミ(スマートロック)、Amazon music
- 情報取得系アプリ・・・Safari、Feedly、note、メルカリ
- Dock・・・楽天Pay、Apple Wallet、Do!、メモ
画面中央に確認系ウィジットを配置
画面中央にはウィジットを4枚重ねて配置。ここでよく確認する情報にすぐアクセスできるようにしています。
アプリを開くよりもスピーディーに情報を確認できるので便利だし、隠し扉っぽいギミックがとても気に入っています。

- カレンダー
- フィットネス(一日の活動量を確認)
- Autosleep(睡眠時間確認)
- 乗換案内(最寄り駅の出発時刻確認)
サイドウィジットにはツール系アプリを配置
サイドウィジットには使用頻度の高いツール系アプリや確認系アプリを配置。
「ツール系アプリはサイドウィジット」と整理できているとアプリを探す手間も省けます。

- バッテリー・・・iPhone, Apple Watch, Airpodsのバッテリー残量チェック
- スクリーンタイム・・・一日のスマホ利用時間をチェック
- マネーフォワード・・・レシート入力、手入力を素早く実施
- PCALC・・・計算機(純正計算機はウィジット非対応)
- BE FORCASED・・ ポモロードタイマーをさっと立ち上げる
使用頻度の低いアプリはAppライブラリから参照
1枚目のホーム画面に収まらなかったアプリはホーム画面から削除し、Appライブラリから参照する形に変更。
今まで全部のアプリをホーム画面に並べておきたい派だったんですが、頻度が低いものはライブラリから参照するほうが探しやすいので、切り替えてよかった。

iPhoneホーム画面のカスタマイズ方法
それでは早速、上記のiPhoneホーム画面をどのように作っていったのか、設定の手順を紹介していきます。
結構手間な作業になるので、時間に余裕がある時にチャレンジして下さい!
①アプリをインストール
まずはカスタマイズに必要となるアプリを用意します。
1つ目のアプリはWidgetSmith。アプリ内に大きなカレンダーや時計を表示したり、好きな写真を配置するのに使用します。
2つ目のアプリはiPhoneの標準アプリであるショートカット。うっかり消してしまって、iPhone内に見当たらない方は再ダウンロードしましょう。
②アイコン素材をカメラロール内に保存
次にカスタマイズに必要時な素材を揃えます。
今回は豊富なバリエーションのアイコンが揃うAZ-ICONの「minimal-icon Light&Dark」を購入しました。
案内に従ってアイコンを購入したら、下記の手順で必要な素材をカメラロール内に保存しましょう。
メールからダウンロードURLを開く。「Download Now」をタップ
「〇〇-zip」が表示されるので、「次の方法で開く」を選択


「このiPhone内に保存」をタップ
さらにiPhoneの純正アプリ「ファイル」を起動し、ダウンロードしたzipファルをタップして解凍



アイコン一覧のファイルを開いたら右上のアイコンをタップし、使いたいアイコンを全て選択


全て選択できたら、左下のアイコンをタップし、「○枚の画像を保存」をタップ
これで必要なアイコンを登録できる下準備が整いました!


タカヒロ
使いたいアプリアイコンがない場合はアプリのイメージに近い画像を代用しましょう。
③ショートカットアプリでアイコンを変更
下準備が揃ったらアプリを変更していきます。
変更したいアプリの数が多いと大変なのですが、頑張って設定していきましょう。
ショートカットアプリを立ち上げたら、右上の「+」アイコンをタップし、「Appを開く」を選びます。
※次のアクションに提案に候補がない場合は画面下部の「Appおよびアクションを提案」で検索ましょう。


「App」をタップしたら、アイコンを変更したいアプリを選択します。


画面下部の書き出しアイコン → 「ホーム画面に追加」をタップ。


アイコン部分をタップし、カメラロールに保存した画像の中から、任意のアイコンを選択。さらにアプリ名称も変更。
最後に「追加」を選べば、ホーム画面にカスタマイズしたアイコンが表示されます!


タカヒロ
少し手間がかかりますが、この作業を地道に繰り返して、アプリアイコンを差し替えていきましょう!
④ウィジットを配置
アイコンの変更が完了した後はウィジットをホーム画面に追加していきましょう。
まずはWidgetsmithを立ち上げ、好みのウィジットを選択。さらにカラーやフォントの種類などに豊富なバリエーションから設定
調整が終わったら、「Save」をタップ



WidgetSmithで好みのウィジットを作ったらホーム画面に戻り、画面を長押し
右上の「+」をタップし、アプリの中からWidgetSmithを選択


ホーム画面に設置されたウィジットを再び長押しして、ウィジットを編集をタップ
予め設定していたウィジットを選べば設定が完了です!



タカヒロ
ステップ3の際にWidgetSmith以外のアプリを選べば、それぞれのアプリが持っているウィジットを表示可能です!
ウィジットは重ねて配置することも可能なので、好みのウィジットが複数ある場合はお試し下さい。
⑤ショートカット通知をオフにする
ステップ④までを実施し、アプリを任意の位置に並び替えれば基本的なカスタマイズは終了です。
ただ、ここまでのステップだとアプリを起動するたびにショートカットの通知が出てきてしまい、地味に鬱陶うしいです。
この問題は下記の設定で解決できるので、気になる方はもうひと手間加えましょう。
ショートカットアプリのオートメーションから「個人用オートメーション」 → 「App」へと進みます


「App」選択し、今回アイコンを設定したアプリをすべて選んだら、「次へ」をタップ



「アクションを追加」をタップしたら「設定ズームをオンに変更」を選び次へ。最後に実行前に尋ねるをOFFに変更
※アクションに追加するタスクは実際は何でもOKですが、操作に影響がなさそうなものを選んでいます



おすすめのおしゃれアイコン&壁紙リンク集
今回のiPhoneホーム画面カスタマイズを行うにあたり、購入を検討したアイコン素材をまとめて紹介します。
AZ-ICON
今回のカスタマイズで実際に取り入れたAZ-ICON。複数のアイコンの中からこのアイコンを採用した理由は以下の通り。
- モノトーン、パステルカラーなど豊富な種類から好みのアイコンを選べる
- 国産アイコンなので、日本アプリのアイコンが充実している
- 一度買ったら追加アイコンを無料で受け取れる
- 設定方法の解説がわかりやすい
特に2つ目のは重要。
海外製のアイコンだと日本サービスのものは取り扱いがない場合がほとんどで、せっかく購入してもアイコンが揃わないということになりかねません。
AZ-ICONは国産アイコンだけあって日本企業のアプリにも幅広く対応しています。僕が普段使っているアプリもすべて置き換えることができました。
NOMAD ICON
モノトーンから個性豊かなGirlyまで様々なアイコンが揃うNOMAD ICON。
こちらも日本企業が運営しており、安心して購入することが可能です。
iOS 14 Icons 6 in 1 BUNDLE
ネオンカラー、Grace、Leafyなど6個のバリエーションが詰まっているBUNDLE。
とてもオリジナリティがあって良いなーと思うアイコンです。このアイコンが販売されている「Creater MARKET」には他にも様々なiOSアイコンが扱われているようなのでチェックしてみると良いかも。
Bold
フラットデザインを採用しているのが特徴のBOLD。
見た目は可愛くていいなーと思う反面、アイコンの数が68個と少ないのがちょっといまいちなポイント。
アプリポ
ここまで紹介してきた素材は全て有料なのですが、できれば無料で導入したいと思う方も多いず。そんな方におすすめなアプリポ。
全127種×全カラバリ47パターンという豊富なバリエーションが揃っており、「僕も初めてみた時これ無料なの?」と驚きました。
国産アプリの充実していますし、アコンのリクエストもできるようなので、気になった方は是非チェックしてみてください。

iPhoneホーム画面カスタマイズの事例
最後にTwitterで話題になったiPhoneのホーム画面カスタマイズ例をご紹介します。
カスタマイズする際の参考にしてみて下さい!
1つ目はWindows 95風のホーム画面。遊び心があっていいですね!
Okay, my phone is ridiculously aesthetic now pic.twitter.com/za1oNn5STZ
— 〈/body〉 (@bodyEndTag) September 21, 2020
2つ目は手書き風アイコンのホーム画面。アイコンのデザインも素晴らしいですし、ウィジットの配置も参考になります。
✏️ I spent an embarrassing amount of time doodling these icons >_< What icons do you think I should add? #ios14homescreen pic.twitter.com/tt7gd92wPy
— POGGY (@pogpals) September 22, 2020
3つ目はネオンカラー風のホーム画面。各アプリのアイコンデザインとウィジットのデザインの組み合わせが絶妙。
Just spent over a day making it, let me know what you guys think. No harm in showing some love too 🤗 #ios14homescreen pic.twitter.com/u3MoQ9oSMZ
— Bader Sam (@xNoManna) September 22, 2020
4つ目は黒を基調としたホーム画面。こちらは今回紹介したアイコン素材等を使えば真似しやすいデザイン。
Current iOS 14 home screen setup. pic.twitter.com/gtFjRnMkq7
— Traf (@traf) September 20, 2020
5つ目はiOS6の頃のアイコンや背景を取り入れたホーム画面。懐かしさを感じる遊び心のある画面です。
Used the ios 6 icons for my homescreen #ios14homescreen pic.twitter.com/6Q6MpCMrUn
— Benjaro Tae (@alvarezbenjaro) September 19, 2020
iPhoneホーム画面カスタマイズのよくある質問
最後にiPhoneホーム画面カスタマイズをする際に多くの人が思い浮かぶであろう疑問を「よくある質問」としてまとめました。
おすすめのアイコン素材はある?
AZ-ICONがおすすめです。国内の有名アイコンが豊富に揃っており、商品ラインナップも豊富だからです。
iPhoneホーム画面のカスタマイズができる機種は?
iPhone 6s以降のモデルであればカスタマイズが可能です。
おしゃれにカスタマイズするコツはある?
デザインに統一感を出すのがおしゃれに見せるコツです。具体的には同系色でまとめたり、フォントや絵柄が統一された素材を使ったりするのがおすすめです。
【iOS14・15・16】iPhoneホーム画面をおしゃれにカスタマイズする方法まとめ
カスタマイズしたiPhoneのホーム画面を紹介したうえで、設定方法をじっくり解説してきました。
割と手間のかかる作業ではあるのですが、今回のカスタマイズによってホーム画面の見た目も使い勝手も大幅にアップしたので大満足しています。
iPhoneをもっと自分色に染めあげたいという方はぜひホーム画面のカスタマイズに挑戦してみて下さい!

