三脚の使い方まとめ!正しい使用方法で快適に撮影を楽しもう

三脚の使い方まとめ!正しい使用方法で快適に撮影を楽しもう

カメラを固定するために使用する三脚。様々なシーンで利用することができるカメラマンの必須アイテムです。

そんな三脚には以外と知らない使用する際の注意点がいくつもあります。これを知らないと誤って三脚を倒してしまい、高価なカメラが故障するリスクや綺麗な写真が撮れない可能性が出てきます。

そんな悲しい事態を招かないためにも、これから三脚を使って写真撮影をしようと思っている方は正しい使い方をしっかりチェックしておきましょう!

【2019年】トラベル三脚のおすすめアイテムまとめ&スペック比較【2024年】トラベル三脚のおすすめアイテムまとめ&スペック比較 おすすめのミニ三脚(卓上三脚)まとめ!選び方のポイントも紹介おすすめのミニ三脚(卓上三脚)まとめ!選び方のポイントも紹介

この記事の著者

ガジェットブロガー・タカヒロのアイコン

タカヒロ

ガジェットブロガー

買ってよかったモノについて発信する月間45万PVの個人ブログです。「正直なレビュー」をモットーに2015年のブログ開設から300以上の商品を紹介しています!

メディア掲載・受賞歴

正しい三脚の設置方法

まずは三脚の正しい設置するためにチェックしておきたい項目を5つ紹介します。

正しい使い方を知らないと、撮影中にカメラが倒れるリスクが高まったり、三脚の性能を100%引き出すことができないので、1つずつ見ていきましょう。

しっかり脚を広げる

三脚は中途半端に開いた状態で設置すると不安定になります。不安定な状態で撮影をしていると風で三脚が倒れてしまうことがあるので、開脚ストッパーで止まるまでしっかり開きましょう。

またカメラを設置する場所はコンクリートやアスファルトなどの硬い地面がベストです。

三脚の正しい使い方・しっかり脚を広げる

脚1本が正面くるように設置

三脚の脚は被写体側に1本、手前に2本来るのが基本です。被写体側に2本、手前に1本の状態だと、三脚の脚を蹴ってしまったり、被写体側にカメラが倒れてしまう可能性が出てくるためです。

三脚にはロゴが描かれている脚が一本あるので、それが被写体側に向くようにしましょう。

三脚の正しい使い方・脚1本が正面くるように設置

脚は太い方から使う

三脚の脚は下段になるにつれて細くなるように作られています。細い脚だと風が吹いたときなどにブレる可能性が出てくるので、安定しやすい太い脚を使いましょう。

三脚の正しい使い方・脚は太い方から使う

センターポールを使うのは最終手段

センターポール(エレベーター)を使うと三脚が不安定になります。

そのため、脚を最大限に伸ばしても高さが足りないときに以外は、センターポールを使うのは避けたほうが良いです。センターポールは非常用と覚えておいてください。

三脚の正しい使い方・センターポールを使うのは最終手段

三脚の高さを調整して水平を保つ

地面が傾いていたり、凹凸がある場所で三脚を立てる場合は、脚の長さを変えてカメラが水平になるように調整しましょう。

脚の長さを変えずに無理して雲台で水平を保とうとすると重心が傾き、三脚が倒れやすくなります。

三脚の正しい使い方・三脚の高さを調整して水平を保つ

三脚の中には水準器が取り付けられているものもあります。水準器がある場合は、気泡が中央に来るように脚の長さを調整していきましょう。

三脚の正しい使い方

三脚利用時の正しい一眼レフカメラの設定

三脚を使って写真撮影をする場合は、一眼レフカメラの設定をいくつか変更しなければならないので、チェックしていきましょう。

マニュアルフォーカスに変更&手ぶれ補正をオフに

手持ちで写真を撮る場合はオートフォーカスでピントを合わせ、シャッターを切ると思いますが、三脚を利用する場合はマニュアルフォーカスに変更し、手動てピントを合わせます。

オートフォーカスのままだと、シャッターが切れないので注意が必要です。

また、レンズに手ぶれ補正がついている場合はOFFに切り替えましょう。てぼれ補正をONにしたままだと、手ブレ補正が誤作動を起こして写真がぶれる可能性が出てきます。

一眼レフカメラをマニュアルフォーカスに変更&手ぶれ補正をオフに

ミラーアップに設定を変更

一眼レフには、「ミラー」という部品があります。この部品はシャッターを押す度に、パカパカと動きます。このミラーの動きでカメラが微妙に動いてしまい、写真がブレることを「ミラーショック」と呼びます。

ミラーショックを避けるために、三脚を利用する際はミラーアップに設定を変更しましょう。ミラーアップにすればシャッターを押すたびにミラーがパカパカと動かなくなり、写真がぶれなくなります。

ちなみにミラーレス一眼カメラの場合は「ミラーショック」は起こらないので、設定変更の必要はありません。

一眼レフカメラの設定をミラーアップに変更

シャッターはレリーズorセルフタイマーで切る

三脚に固定したカメラのシャッターボタンを直接押すと、その瞬間に微妙にカメラが揺れて手ぶれする可能性が出てきます。そのような事態を避けるために、三脚利用時はレリーズを使用してシャッターを切るのが基本です。

もしもレリーズがない場合は、カメラのセルフタイマー機能を使ってシャッターボタンに直接触れないでシャッターを切るようにしましょう。

一眼レフカメラのシャッターをレリーズできる様子

ケーブルなしでシャッターが切れる神アイテム!SONY RMT-P1BT レビュー

三脚を使って撮影するときにあると便利なアイテム

最後に三脚を用いての撮影をより快適にする便利なアイテムをご紹介します。

縦構図で撮る際の強い味方・縦位置L型ブラケット

一眼レフカメラを縦構図に構えて写真を撮影すると重心が傾き、どうしても不安定な状態になります。縦構図でも安定した状態で写真を撮りたいなら「縦位置L型ブラケット」が便利です。

ストーンバッグで安定感をパワーアップ

海辺など風が強く吹く場所で撮影する場合は、ストーンバックがおすすめです。これを三脚の脚につけて、重りを足すことで強い風の中で三脚が動くリスクを軽減することができます。

水平器でカメラが水平に保てているかチェック

三脚に水準器が付いていない場合、基本的にはカメラに備わっている水準器をチェックしながら水平を確認しますが、画面をいちいち切り替えるのって面倒だなーと感じる場面があります。

そんな時には一眼レフカメラのアクセサリーシューに装着することができる、外付けの水準器がおすすめです。

三脚の使い方まとめ

三脚を使って写真を撮る際に注意しなければならい下記の2つです。

  • 三脚が倒れないように安定した状態で設置する
  • 写真がブレないように設定を変えて撮影する

今回ご紹介した方法を実践すれば上記の項目を満たし、快適に写真撮影をすることができます。

最初は覚えなければいけないことが多いかもしれませんが、これらを覚えれば美しい夜景写真などをばっちり撮ることができるようになるので、何度も見返してしっかり覚えてください!

コメントを残す