以前に中国地方一周の一人旅に出た際にJR西日本株主優待券を使ってお得に乗車券を購入しました。
優待券の入手方法、使い方をまとめ、実際に中国地方一周の鉄道旅をした際の使用例をまとめましたので、是非チェックしてみてください。
タップできる目次
JR西日本の株主優待券とは
JR西日本株主優待券は、一定の株を保有している株主に対して毎年送られるJR西日本の営業路線内の運賃を格安にしてくれる優待券です。有効期間は、6月1日から翌年5月31日までの1年間。
ネットや金券ショップで多くの優待券が販売されているので、株主でなくてもこのお得な割引制度を利用することができます。
JR西日本の株主優待券が使える範囲
JR西日本の株主優待券を使って乗車賃を半額にできるのはJR西日本の営業路線図内のみです。
どこまでが営業範囲なのか確認したい方は下記リンクで確認できます。
JR西日本の路線図
JR西日本の株主優待券の相場と購入方法
JR西日本の株主優待券をネットや金券ショップで購入した場合の相場はいずれも4,000円から6,000円程度。
先程も紹介したい通り、6月1日から翌年5月31日までの1年間が優待券の有効期間なので、毎年ゴールデンウィークを過ぎたあたりから相場は下がる傾向にあります。
優待券を購入する主な方法下記3つです。
- ヤフオクで購入
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1つ目の方法はヤフオク。落札できるか不確定ですし、チケットを入手するまでに時間がかかるので、旅行直前にチケットを購入する場合は注意が必要。
ヤフオクでJR西日本の株主優待券を探す - メルカリで購入
- 2つ目の方法はフリマアプリのメルカリ。
購入すればすぐに取引が終了し、確実にチケットが入りますし、多くの出品者が送料込みの値段でチケットを出品しているので、お得に、そして確実に優待券を入手できるオススメの方法です。
メルカリでJR西日本の株主優待券を探す - 金券ショップで購入
- 3つの方法は金券ショップで購入。ネットを使わずすぐに優待券が欲しい場合はこちらの方法がおすすめ。
株主優待券の使い方
それでは、どのように優待券を利用して乗車券を購入すればよいかを説明していきます。
株主優待券を使用して乗車券を購入するステップは下記のようになります。
- 出発駅、到着駅、特急券を使う区間などを調べる
- 株主優待券に必要な情報を記入
- JR西日本の営業路線内の駅にある「みどりの窓口」に持って行き、乗車券を購入
それでは、1つずつ詳しく説明して行きます。
①移動するルートを調べる
まずはじめにどのようなルートを辿って発着駅から終着駅へ向かうのかと、特急券を使う日付を確認します。
ルートをまとめたり、特急券を利用する区間を調べるにはジョルダン 乗換案内・時刻表・運行情報サービスなどの乗換案内サービスを使うと便利です。
②株主優待券に必要な情報を記入
どのようなルートで目的地へ行く調べたら、それらの情報を優待券に記述します。記述するのは2箇所。
- 発着駅と終着駅
- 特急券を利用する区間と日付
③みどりの窓口で切符を購入
どのようなルートで移動するか調べ、優待券にも必要な情報を記述したらみどりの窓口に持って行き、乗車券を購入します。
ここでひとつ注意が必要なのですが、JR西日本の株主優待券を使用する場合、JR西日本の営業路線内の駅にある「みどりの窓口」でしか乗車券を購入できないということです。
JR西日本の株主優待券の使用例
具体例があるとよりイメージつきやすいと思うので、私が6泊7日で中国地方一周の度に出た際に優待券を利用して乗車券を購入した例を紹介します。
今回わたしは下記のような日程で中国地方を一周しました。
- 7/2:岡山駅 → 倉敷駅 → 尾道駅
- 7/3:尾道駅 → 三原駅 → 広島駅 → 宮島口駅
- 7/4:宮島口駅 → 岩国駅 → 新岩国駅 → 新山口駅→下関駅
- 7/5:下関駅 → 東萩駅
- 7/6:東萩駅 → 益田駅 → 出雲市駅 → 松江駅
- 7/7:松江駅 → 安来駅 → 米子駅 → 鳥取駅
- 7/8:鳥取駅 → 天橋立駅 → 京都駅 → 米原駅
株主優待券の記述方法
株主優待券の片道乗車券の欄にはには岡山→米原と記述します。
(地元の名古屋へ最安値で帰るため、JRの西日本の営業路線内で名古屋に最も近い米原を終着駅に指定)
長距離の移動が必要になる区間は特別乗車券を使って一気に移動します。
特急券の記述欄には下記を記入。
- 7/3:岡山駅 → 米原駅
- 7/4:新岩国駅 → 新山口駅
- 7/6:益田駅 → 出雲市駅
- 7/7:米子駅 → 鳥取駅
- 7/8:天橋立駅 → 京都駅
実際に購入した乗車券一覧
上記の内容を優待券に記述して、みどりの窓口で購入した乗車券・特急券はこちら。
本来であれば、合計で23,980円かかる運賃が半額の11,990円で済んでいます。株主優待券はメルカリで4,000円で購入していますので、差額の7,990円が浮いた計算です。
- ①乗車券 岡山駅 → 米原駅 (山陽・山陰・豊岡丹後・福知山・山陰・東海を経由)8,280円
- ②特急券 三原駅 → 広島駅 480円
- ③特急券 新岩国駅 → 新山口駅 860円
- ④特急券 益田駅 → 出雲市駅 650円
- ⑤特急券 米子駅 → 鳥取駅 590円
- ⑥特急券 天橋立駅 → 京都駅 1,130円
まとめ
JR西日本鉄道の株主優待券をお得に入手する方法、使い方についてご紹介しました。
JR西日本鉄道の株主優待券は移動する距離が長いほど、乗車賃をお得にすることができる優れた優待券です。JR西日本路線内で電車を乗り継いで旅をするようなことがあればぜひ利用してみてください。
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