独特の歪みによって被写体をの魅力をより際立たせて撮ることができる魚眼レンズ。
でも、実際に使ってみると「写真の写り方が独特すぎて使いづらい」、「どんなシーンで活用すればいいのかいまいちわからない」と考えてしまう方も多いはず。
そこで今回は作例を交えながら魚眼レンズの使い方やおすすめの構図を紹介していきたいと思います!
一眼レフカメラユーザーだけでなくGoProやiphoneで魚眼写真を撮っている方も、ぜひチェックしてみてください!
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魚眼レンズの上手な使い方・撮り方とは
魚眼レンズを使う際は下記の2点を意識すると上手く被写体を撮ることができるようになります。
- 撮影したい被写体との距離を意識する
- 円を意識して写真を撮る
撮影したい被写体との距離を意識する
魚眼レンズは画角がとても広いため、被写体が見た目よりもずっと離れて見えます。なので、被写体になるべく近づいてからレンズを覗き始めて、そこから徐々に距離を撮りながらベストな構図を探っていくといい写真が撮りやすいです。
円を意識して写真を撮る
魚眼レンズといえば、写真の周囲が円型に歪むのが特徴。魚眼レンズできれいな写真を撮るにはこの歪みを、上手く活用できるかがポイントになっていきます。活用の仕方は次のおすすめ構図まとめで詳しく紹介していきます。
魚眼レンズが活きるおすすめ構図
それでは過去に魚眼レンズを使って撮影した作品を載せながら、魚眼レンズで撮るおすすめの構図を紹介していきたいと思います!
背の高い被写体を見上げて撮る
1つ目は高層ビルやタワーなど背の高い被写体を撮るときに使える見上げて撮る構図。主題となる被写体を写真の中心からずらして、円の左右どちらかに置いて撮影するのがポイントです。
実際よりも被写体が高く見えるようなダイナミックな写真を撮ることができます。
名古屋テレビ塔を真下から見上げて、円の左半分を活用した写真。
六本木ヒルズを主題、桜のライトアップを副題において、円の左右両方を活用して撮影した写真。
横幅のある被写体を撮る
2つ目は、ライトアップされた長い道など、横に広がる被写体を強調して撮る構図。少し目線を低めにして、被写体を見えげるようにすると円の下半分を上手に活用することができます。
名古屋の大津通で毎年行われているイルミネーションを撮影した写真。
横浜みなとみらいで撮影した観覧車と車の光跡の写真。円の下半分を活用して撮影した道路がいいアクセントになっています。
高い場所から見ろして撮る
3つ目は展望台など高い場所から被写体を見下ろして撮る構図。地平線がゆがみ見た目よりも高い場所から撮っているような面白い写真を撮ることができます。見下ろす角度をつけて、円の上半分の歪みをうまく活用して撮るのがポイント!
名古屋テレビ塔のスカイデッキから見下ろして撮影した写真。空が1/3ほどになるように角度をつけるといい感じに地平線のゆがみを作ることができました。
横浜マリンタワーの展望台から撮影した夕日の写真。
日の丸構図で被写体を強調して撮る
4つめは被写体を写真の真ん中におく日の丸構図。単調になりがちな日の丸構図も魚眼レンズを使えば面白く撮ることができます。円の歪みをすべて活用する意識で構図を整えて、シャッターを切りましょう。
浅草浅草寺の雷門にぐっと近づいて、門全体を円型歪ませることを意識して撮影した写真。
名古屋テレビ塔を中心に置き、車の光跡やビルを歪ませて円全体を活用することを意識して撮った写真。
広い室内を撮る
5つ目は立体的な半球を意識して、広い空間を撮る構図。魚眼レンズは半球状にレンズが広がっているので、室内、その中でも特にドーム型の空間にいるときに使うと面白い写真を撮ることができます。
金沢駅のシンボルである鼓門とおもてなしドームを撮影した写真。ドーム型の建物なので、日の丸構図で撮るだけでも迫力のある写真に仕上がりました。
名古屋栄にあるオアシス21を見上げながら撮った写真。こちらもドーム状の建物。日の丸構図でも面白い写真が撮れますが、斜めに見上げるようにしても面白い写真が撮れました。
まとめ
魚眼レンズが活きる構図・上手な撮り方のパターン作例を交えながら5つ紹介してきました。
今回紹介した構図で魚眼レンズを使えばより撮影の楽しみ方が増えると思うので、一眼レユカメラユーザーの方も、iphone、GoProユーザーの方もぜひ活用してみてください!
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