【保存版】タイムラプス動画の作り方まとめ!必要機材・カメラの設定・編集方法を説明

【保存版】タイムラプス動画の作り方まとめ!必要機材・カメラの設定・編集方法を説明

iphoneやGoProなどのアクションカメラで手軽に撮ることができるようになったタイムラプス動画。しかし、より高いクオリティの映像を作るなら一眼レフカメラで撮った写真をつなぎ合わせて、動画を作るのが一番おすすめです。

今回はこれから一眼レフカメラを使ってタイムラプス動画を作ってみたいという方に向けて、作成の流れを紹介していきたいと思います。※一眼レフカメラの基本的な使い方はわかっている方が対象

どのメーカーの一眼レフカメラでも共通して使える方法を紹介するので、是非チェックしてみてください!

タイムラプスとは

タイムラプス動画とは一定の間隔で撮影された写真(微速度撮影)をつなぎ合わせて作られた動画で、単純に撮影した動画を早送りするだけでは表現できない映像を作ることができるのが特徴です。

タイムラプスには様々な使い道があり、例えば太陽が沈んでいく様子を撮ったり、絵が描かれていく過程をまとめたりするのに使用されます。

今回は下記動画のような風景写真をつなぎ合わせたタイムラプス動画の作り方を様々なシーン別に紹介していきます。

一眼レフで撮った写真を編集して、タイムラプス映像を作成する4つのステップ

タイムラプス映像を作成する流れ主なステップは下記の4つです。

  1. 撮影に必要な機材を準備
  2. 現地で撮影
  3. 写真のレタッチ&現像
  4. 動画編集

それでは各ステップの詳細を解説していきます。

撮影に必要な機材を準備

タイムラプス動画作成に必要な機材の写真

まずはタイムラプス動画の素材となる写真を撮るために必要な機材を揃えます。普段使っている一眼レフカメラに加えて、撮りたいシーンに応じて下記のアイテムを揃えてください。

  • 三脚
  • タイマーレリーズ)
  • NDフイルター
  • 忍者レフ
  • バッテリーグリップ

三脚

タイムラプス用の写真を撮るのに必須となるアイテム。インターバル撮影の最中に少しでもカメラが動いてしまうと綺麗な映像に仕上がらなくなるので、脚が太くて安定しやすい三脚がおすすめ。

タイマーレリーズ

発売年日が新しい一眼レフカメラにはインターバル撮影機能が搭載されているものが多いですが、所有しているカメラにこの機能がない場合は、タイマーレリーズを使います。純正のタイマーレリーズは高いので、ロワジャパンさんから発売されているアイテムなどサードパティー製品がおすすめです。

NDフィルター

NDフィルターは、日中でシャッタースピードを落として撮影を行いたい場合に使用します。シャッタースピードを落とした場合のタイムラプス動画の仕上がりについては、後ほど詳しく説明していきます。

映り込み防止機材

展望室の窓から夜景を撮りたい場合などに使用する映り込み防止機材。おすすめは以前当サイトでも取り上げている「“>忍者レフ」です。

バッテリーグリップ

長時間インターバル撮影を行う場合、撮影の途中でバッテリー切れてしまう可能性があります。そういった状況を防ぐためには大容量のバッテリーを積むことができるバッテリーグリップを用意します。

現地で撮影

タイムラプス動画を撮影している様子

機材を揃えたら、実際にインターバル撮影を行いましょう。撮影の際には、どんな撮影シーンでも共通して設定するべき項目と、撮影シーン別に設定すべき項目があるでそれぞれ説明していきます。

共通の設定項目

まずはどんな撮影シーンでも共通して設定しておきたい項目について。

画像保存はRAW形式にしておく

画像の保存形式はRAWかjpegの2種類選ぶことができますが、おすすめはRAWです。撮影後の編集作業でよりクオリティの高い画像に仕上げることができるからです。
ただし、lightroom,pshotoshopなどRAWデータの現像ソフトがない場合は、保存形式はjpegで構いません。

WB(ホワイトバランス)はマニュアルにしておく

上記の画像保存の形式でjpegを採用したい場合は。必ずWB(ホワイトバランス)をオート以外に設定しておきましょう。
ホワイトバランスをオートにしておくと、カメラが勝手に撮影の途中に設定を変えてしまい、動画にばらつきがでてしまいます。

マニュアルフォーカスでピントを合わせる

オートフォーカスにしてインターバル撮影をおこなうとピントがずれて撮影ができなくなるので、必ずマニュアルでピントを合わせをおこないます。
一度撮影が始まるとピントのずれや構図を変更できないので入念にチェックして撮影に移りましょう。

手ぶれ補正はオフにする

長時間に渡ってインターバル撮影をおこなおと電池の消耗が激しいです。手ぶれ補正をオンにしていると電池が早くなるので、電池を節約するためこの機能はオフにしましょう。
三脚を立てて撮影するので手ブレが起きる心配もありません。

必要な撮影枚数を事前に決めておく

動画を作成する際はフレームレート(一秒間に何コマ表示するか)と必要な動画の秒数を決め、それに基づいて撮影したい枚数を求めます。

フレームレートは動画編集時に決めることができますが、一般的な動画は30fps(1秒に30コマ)ほどです。この場合、例えば20秒の動画を作るには600枚の画像が必要になってきます。

厳格に何秒間の動画が作りたいかが決まっていない場合でも、この考え方を知らないと一瞬で終わってしまうようなタイムラプス動画に仕上がってしまうので、撮影前に簡単に計算しておくといいです。

シーン別の設定項目

ここからは撮影シーン別の設定項目について説明していきます。

日中に撮る場合の設定

露出の変化が少ない日中はマニュアル設定で撮影を行いましょう。このような場合は撮影間隔は1秒~2秒がおすすめ。撮影インターバルの間にシャッターが切れるように、シャッタスピード、ISO値、F値を決めていきます。

下記動画は、車が行き交う様子をタイムラプス動画にしあげたもの▼

ISO値
800
F値
5.6
シャッタースピード
1/1250秒

NDフィルターを用いてシャッタースピードを落とすとより魅力的な映像に仕上がります▼

ISO値
64
F値
16
シャッタースピード
1.6秒

夕景〜夜景の場合

夕景〜夜景や日の出を撮るときなど明るさが大きく変化する時間帯の撮影は撮影す場合は、ISO値を固定し、絞り優先(Av)で撮影します。

絞り優先で撮影しておけば明るさが変化にするにつれシャッタースピードが変化していき、滑らかに露出が変化していく様子を撮ることができます。

そして、完全に日が沈む手前でマニュアルモードに切り替えます。日没後もAVモードで撮影を続けると、写真の明るさにちらつきが出てしまうので注意しましょう。

下記動画は夕景から夜景までひたすらAVモードで撮影したタイムラプス動画。
動画の後半に差し掛かると明るさがちらついているのがわかります▼

こちらは日が沈み切る前にマニュアルモードに変更した場合の動画。
夕景から夜景まで滑らかな映像に仕上がっています▼

撮影開始時▼

ISO値
400
F値
11
シャッタースピード
1/25秒

撮影終了時▼

ISO値
400
F値
11
シャッタースピード
4秒

夕景から夜景の撮影はタイムラプス動画を撮るうえでも一番難しい撮影シーンです。

ISO値、F値が夕景時も、夜景時も撮影インターバルの時間内に収まるように、数値を設定することや絞り優先モードからマニュアルモードに切り替えるタイミングは何度か実際に撮影をおこなってつかんでいきましょう。

ソニーのミラーレス一眼カメラを持っている方は簡単に夕景から夜景のタイムラプスを撮れるアプリがあるので下記をチェック▼

【保存版】ソニーのタイムラプスアプリの使い方&インストール方法まとめ

2017.12.30

夜景の場合

夜景も日中の場合と同様に露出の変化が少ないので、撮影モードはマニュアル設定、撮影間隔も1秒から2秒程度がおすすめ。

撮影インターバルの間に撮影が終わるようにF値やISO値をあげて、シャッタスピードを調整しましょう。

ISO値
250
F値
11
シャッタースピード
0.8秒

写真のレタッチ&現像

現地での撮影が終わったら、画像をレタッチして現像をおこなっていきます。
※jpegデータで撮影を行った方はこの工程は飛ばしても構いません。

lightroomでレタッチ

lightroomで写真編集を行っている様子

Rawデータのレタッチ&現像にはAdobeのlightroomがおすすめ

レンズ補正やシャープなど、明度、彩度などのを1枚目の写真でおこない、その設定をその他の写真すべてに同期させて効率よくレタッチを行います。一度に大量の枚数の画像を書き出すので、現像には少し時間がかかるので気長に待ちましょう。

動画編集

panalapseでタイムラプス動画の編集を行っている様子

jpegに画像を書き出したら、いよいよ映像として見れるように仕上げていきます。インターバル撮影した写真をタイムラプス動画に仕上げる編集ソフトの種類は様々ですが、本記事では2パターンの編集方法を紹介します。

panalaps + PowerDirector + の場合

1つ目はpanalapsというタイムラプス動画専用のソフトとPowerDirectorという動画編集ソフトを使う方法。工程が面倒くさいですが、編集ソフトの費用が安くむのが大きな特徴

panalaps
タイムラプス動画政策専用のフリーソフト。BGMやテキストを加える必要がなければ、panalapseで写真をつなぎ合わせて動画にすれば編集完了です。疑似的にパンニングやズームを設定することが可能なのが便利なソフトです。
ただし無料のトライアル版は1280pxまでしか対応しておらず、youtubeにアップロードするとかなり画像が荒く見える。最終的にyoutubeなど動画サイトにアップロードしたい場合は、Pro版(1万円程度)を購入する必要があります。

下記動画のような少しずつカメラを移動させたようなタイムラプス動画を作るためには「ジーニー(モーションコントロール)」などの高価な機材が必要です。

しかし、panalapseのパンニング・ズーム機能を使うとあたかもカメラを動かしながらタイムラプス動画を撮ったかのような映像を作ることができます。

PowerDirector
panalapseで制作した動画にさらにテキストやBGMの追加をおこないたい場合はさらに動画編集ソフト「PowerDirector」で手を加えていきます。

Adobe premiorの場合

Adobe premio
上記の2つの工程をまとめてまかなうことができるAdobeのソフト。月1240円のクラウド版もあります。

タイムラプス動画の作り方まとめ

タイムラプス動画作成の手順をまとめました。いろいろ設定しなければいけない項目や注意しなければいけない点がありちょっと複雑に感じたかもしれません。

ただ実際に一度上記の工程を踏んで動画を作成してみれば、やり方を把握することができると思いますので、ぜひタイムラプス動画の作成に挑戦してみてください。