場所を選ばずに手軽に読書を楽しむことができる電子書籍。
様々なサービスの中でもAmazonが運営しているKindleストアは読み放題サービスの「Kindle Unlimted」などもあり、とても人気ですよね。
タカヒロ
僕は数年前から気になった書籍はほぼ全てKindleストアで購入しています!
そんな電子書籍サービスKindle、スマホのアプリでも読むことができますが、より快適に読書を楽しむならタブレット端末があると便利です。
そこで本記事では電子書籍読書用のデバイスとして人気のiPad miniとKindle端末を比較しながら、シーン別にどちらがおすすめを紹介していきたいと思います。
これから電子書籍用の端末を買いたいなと思っている方はぜひチェックしていってください。
- 読書したい書籍が小説やビジネス本、漫画に限られるならKindle端末
- アフター5の読書を楽しみたいならKindle端末
- 雑誌など画像情報が豊富な書籍を楽しみたいならiPad mini
- 調べ物や勉強しながら読書したいならiPad mini
Kindle端末とiPad miniの違い・スペック比較
まずはじめに簡単にkindle端末とipad miniのスペックを比較していきたいと思います。
下記の表を見るとkindle端末はipad miniよりもさらに一回りコンパクトであることがわかります。
Kindle(無印) | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | iPad mini(第5世代) | |
---|---|---|---|---|
イメージ | ||||
サイズ | 6インチ | 6インチ | 7インチ | 7.9インチ |
重さ | 161g | 182g | 188g | 300g |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi | 326ppi |
防水 | – | ◯(IPX8等級) | ◯(IPX8等級) | – |
iPad miniとKidle端末のディスプレイは全く別物
Kindle端末は電子ペーパーディスプレイ(E-inkディスプレイ)を搭載したデバイスです。
紙の読みやすさと、自由に書き換えができる電子ディスプレイの長所をあわせ持ったハイブリッドディスプレイ
電子ペーパーディスプレイには下記の特徴があります。
- スマホのようにバックライトを発しないから、目に優しく疲れづらい
- ブルーライトゼロだから、寝る前に見ても目が冴えない
- ページをめくるときしか電力を消費しないから、バッテリーが長持ちする
- 表示はグレースケール(白黒)
- 画面が書き換わる速度がスマホやタブレットのディスプレイよりも遅い
スマホやタブレットに使用されているディスプレイとは全く別物の技術が使われているので、画面の見え方が全然違うことがわかります▼
Kindle端末のメリット・デメリット
ここまでをまとめると、ざっくりKindle端末のメリットとデメリットはこんな感じにまとめることができます。
- ブルーライトを発しないから寝る前に読んでも目が冴えない
- 電池持ちが非常に良い(一日3時間程度の利用なら1ヶ月はもつ)
- 防水対応(PaperWhite、Oasisのみ)
- 一般的な文庫本よりも軽い
- 表示がモノクロ
- 動きがもっさりしている
- ブラウザの閲覧など電子書籍を読むこと以外はできない
iPad miniのメリット・デメリット
また、iPad miniのメリットとデメリットはこんな感じです。
- 高解像度のカラフルなコンテンツを見ることができる
- 動作がサクサクしていて快適
- 電子書籍を読むこと以外もできる
- ブルーライトを発するので就寝前に見ると目が冴える
- Kindle端末と比べると100g以上重い
- Kindle端末と比べると電池持ちが悪い
タカヒロ
Kidle端末とiPad miniは同じように見えて全く違うアイテムということが整理できましたね!
Kindle端末とiPad miniどっちが使いやすい?シーン別に比較
ここからはKindle端末とiPad mini、両者のメリットを活かして実際にどのように使い分けているのかを紹介していきます。
今回取り上げるのは以下の5つのシーンです。
- 雑誌を読む時
- 勉強する時
- 寝る前に読書する時
- お風呂で読書する時
- 旅行の移動中に読書する時
それでは詳しくみていきましょう!
雑誌を読むならiPad mini
Kindle端末は画像をグレースケールでしか表示できないですが、iPad miniはもちろんカラフルです。
さらに解像度もKindle端末よりも高く、美しい画像を楽しむことができます。
雑誌に限らずビジュアルをを楽しむようなコンテンツはiPad miniが最適です。
メモをしたり勉強したりするならiPad mini
Kindle端末は動作がちょっともっさりとするのがデメリット。
電子書籍内で気になるテキストをハイライトをかけたりしながら、本を読み進めたいならiPad miniが便利です。
またKindleは本を読むことしかできませんが、iPad miniなら気になった情報をwebブラウザで調べたりすることもできます。
何か調べたりメモしながらの作業にはiPad miniが最適です。
寝る前の読書ならkindle端末
iPad miniのディスプレイはブルーライトを発するため、就寝前に見ると目が冴えてしまい睡眠の質が落ちてしまいます。
それに対して、Kindle端末は電子ペーパーディスプレイ(E-inkディスプレイ)を採用しており、ブルーライトを発しません。
就寝前の読書ならKindle端末が最適です。
お風呂で読書するならKindle端末
Kindke PaperWhiteとKindle Oasisは防水対応(IPX8等級)しているのに対して、iPad miniは非対応。
さらにKindle端末は少し水に濡れた手でも画面をタッチした時の反応がよく、操作性が落ちません。
お風呂での読書にはKindle端末が最適です。
旅行に持っていくならkindle
Kindle端末はiPad miniよりもコンパクトで100g以上軽いため、荷物になりづらいです。
さらにKindle端末は一度充電すれば1ヶ月近く電池が持つので、出発前にしっかり充電しておけば旅行中の充電も不要。
旅行の移動中などに読書を楽しむのにはkindle端末が最適です。
Kindle端末ならではの機能面での良いところ
ここまでで、シーン別にKindle端末とiPad miniどちらで電子書籍を読むのがおすすめか紹介してきました。
Kindle端末は特定のジャンルで強みを発揮するだけでなく、Amazon純正のデバイスとしての強みもあるので2つ紹介したいと思います。
ポピュラーハイライト機能
kindle端末にはポプュラーハイライトという機能が搭載されており、文の中の重要な部分を把握するのに役立ちます。
kindleユーザーがハイライトを引いた部分の中から人気の文章を教えてくれる機能。
「〇〇人がハイライト」という文言が表示される
これは賛否が分かれる機能ですが、僕としては自分以外の読者が気になったところを知ることができるのはとても嬉しいです。
すぐに気になる書籍が購入できる
ipadやiPhoneのkindleアプリでは気になった書籍をそのまま購入することができず、一度amazon公式サイトで購入しなければなりません。
これはどうやらiOS版のkindleアプリ内で書籍を購入されると売上げの手数料がAppleに入るのを避けるためらしい。
kindle端末であれば気になった書籍がワンタップで購入できるので、煩わしさがありません。
KindleとiPad miniのシーン別比較まとめ
kindle端末とipad miniを両方持つ僕が、kindleストアで購入した書籍を読者する際にどのように使い分けているかを紹介してきました。
ipad miniがあれば電子書籍の読書はほとんどのシーン問題なくできるのですが、kindle端末があると特定のシーンでより快適に読書が楽しめるようになります。
またamazon純正の端末ということもあり、ipad miniにはない機能があるのも魅力的です。
本記事を読んで、kindle端末に魅力を感じた方はぜひ購入を検討してみてください。
利用シーンがはっきりしていて安さを重視したい方におすすめ
値段と機能のバランスを重視したい方におすすめ
快適な読書環境にとことんこだわりたい方におすすめ